「まるでレバ+オーバメヤンだ」19歳の怪物ハーランドが移籍後3戦7発の大爆発! 対戦した元ドルトDFも脱帽

2020年02月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

「これ以上のスタートは想像できない」とSDは絶賛

デビュー戦でいきなりハットトリックを決めたハーランド。以後もゴールを積み重ねている。 (C) Getty Images

 快進撃が止まらない。冬にドルトムントへと移籍したアーリング・ハーランドは、2月1日のブンデスリーガ第20節ウニオン・ベルリン戦でも2得点を挙げ、5-0の大勝に貢献した。

 今冬にレッドブル・ザルツブルクから加わったハーランドは、デビュー戦でハットトリックを達成し、前節もドッペルパック(2得点)を果たすと、加入3試合目にして初のスタメンに名を連ねた。

 すると、19歳の神童は前半18分にチームの2点目を奪い、66分にはPKを獲得(マルコ・ロイスが得点)。そして76分にもダメ押しとなる5点目を決め、2試合連続のドッペルパックを達成した。

 これでハーランドはデビューから3試合で7得点。データサイト『Opta』によると、これはブンデスリーガの新記録だ。また、枠内シュート7本で7ゴールという驚異の決定力を見せつけている。

 米スポーツチャンネル『ESPN』によると、試合後にハーランドは「(好調の理由は)ハードワークに加えて、良いチームメートたちがいることだと思う」と、さらなる飛躍に意気込んだ。

「チームメートたちが優れているんだ。それで僕にとって簡単になっているんだよ。ここまでは楽しむことができている。まだまだこれからもっと上を目指す」

 ドルトムントミヒャエル・ツォルクSDは「これ以上のスタートは想像できない」と大喜び。その上で、ビッグネームとの比較を求められると「まだ19歳だ。比較はしたくない。意味がないよ。彼にプレーさせよう。これからもゴールを決めてくれるはずだ」と述べるにとどまった。

 だが、あえてその話題を持ちだしたのが、ドルトムントのOBで、この日ハーランドと対戦したネベン・スボティッチだ。今季からウニオン・ベルリンでプレーする31歳のベテランは「ロベルト・レバンドフスキを思い出させるね」と、古巣の新たなヒーローを称賛した。

「彼は半々のチャンスでゴールを決められる。今日もそれを証明した。難しい状況で得点できるんだ。まるでレバンドフスキと(ピエール=エメリク・)オーバメヤンのミックスだ。最大級の賛辞を送るよ」

 破竹の勢いでファンを沸かせるハーランドは、どこまで突き進むのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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