U-18日本代表、国際大会で2勝1敗の2位! メキシコ相手に白星スタートも強豪スペインには完敗

2020年02月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

「これを良い経験だったで終わらせるのではなく…」

選手権出場メンバーの田邉秀斗(静岡学園/左)、藤原優大(青森山田/中央)、田中克幸(帝京長岡/右)らもスペイン遠征に招集された。(C)SOCCER DIGEST

 1月28日からスペイン遠征を行なったU-18日本代表は、同28日から31日までの4日間にわたって行なわれた「U-19コパ・デル・アトランティコ」で、2勝1敗の成績を収め、2位で大会を終えた。
 
 大会はU-18日本代表を含む、U-18スペイン代表、U-18メキシコ代表、U-18スロバキア代表の4チームのリーグ戦方式で行なわれた。
 
 日本サッカー協会(JFA)が公開したマッチレポートによると、初戦のメキシコ戦は、MF中野桂太(京都U-18)の得点で1-0と勝利。白星スタートを切ったが、強豪・スペインとの第2戦は、相手の猛攻を受けて我慢の展開が続く中、最後まで防ぎ切ることができず0-2の敗戦を喫した。
 
 ここまで1勝1敗の日本は、1月31日の16時(日本時間:2月1日0時)に、スロバキアとの最終戦に臨んだ。勝利で大会を終えたい日本は、開始10分にFW津久井匠海(横浜ユース)からのクロスにDF佐古真礼(東京Vユース)がヘッドで合わせ先制すると、この得点をしっかりと守り抜き、1-0の勝利を挙げた。
 
 この結果、日本は1位のスペインと勝点6で並ぶも、得失点差で及ばず、2位で大会を終えた。
 
 ゲームキャプテンとしてチームを引っ張り、最終戦では決勝ゴールを挙げた佐古は、JFAの公式サイトで、「この大会で世界の強豪国と3試合した中で、自分とこの世代の世界のトップとでは、止める、蹴る、運ぶの質とその判断スピードに圧倒的な差があると気づかされました。これを良い経験だったで終わらせるのではなく、彼らに追いつき、そして少しでも早く追い越せるよう、日々の意識を強烈に変えていきたいと思います。最後に、このような素晴らしい環境でプレー出来たことに感謝します」と大会を振り返っている。
 
スペイン遠征の試合結果は以下の通り
 
第1戦:1月28日(火)
U-18日本代表 1-0 U-18メキシコ代表
 
第2戦:1月29日(水)
U-18日本代表 0-2 U-18スペイン代表
 
第3戦:1月30日(木)
U-18日本代表 1-0 U-18スロバキア代表
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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