マンチェスター・Uがポルトガル代表の実力派MFの獲得に迫る! 総額約100億円で交渉と英メディア

2020年01月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

交渉は難航していると報じられていたが…

B・フェルナンデスはポルトガル・リーグで活躍する25歳MFだ。 (C) Getty Images

 格下に大勝しても、マンチェスター・ユナイテッドのファンは満足していない。この移籍は、そんなサポーターたちの気分を盛り立てる一手となるだろうか。

 公共放送『BBC』や衛星放送『Sky Sports』など、イギリスの主要メディアは1月28日、ユナイテッドがスポルティングのブルーノ・フェルナンデス獲得に迫っていると報じた。

 以前からB・フェルナンデスを狙ってきたユナイテッドだが、8000万ユーロ(約100億円)というスポルティングの要求額に難色を示し、交渉が停滞。直近では、バルセロナがバレンシアのロドリゴ獲得のカードとするため、フェルナンデスに関心を寄せているとも言われていた。

 だが、ユナイテッドは5500万ユーロ(約68億8000万円)の移籍金に、ボーナスを合計2500万ユーロ(約31億3000万円)加えることで、提示額を8000万ユーロに引き上げたという。

『Sky Sports』によれば、ボーナスは2種類に分かれるとのこと。ひとつは、達成容易な目標で1000万ユーロ(約12億5000万円)。もうひとつは、達成がより難しい条件で1500万ユーロ(約18億8000万円)だ。これには、B・フェルナンデスのバロンドール受賞も含まれるとのことだ。

 同局は、B・フェルナンデスが早ければ29日にメディカルチェックを受ける見込みで、書類手続きに時間がかかれば30日にずれ込むと報じた。

 26日のFAカップ4回戦で格下トランメアに6-0と圧勝したユナイテッドだが、プレミアリーグではリバプール、バーンリーに屈して2連敗中。4位チェルシーとの勝点差は6ポイントに開いている。

 リーグ・カップ準々決勝でも、第1戦で宿敵マンチェスター・シティにホームで1-3と敗れ、タイトルの望みが風前の灯火。サポーターに不満は募り、限界に達しつつある。

 一昨年、昨年と、2年連続でポルトガル・リーグの年間最優秀選手に選ばれた実力派の加入は、ユナイテッドの新たな起爆剤となるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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