南野拓実&久保建英が急騰! そしてJのMVP男が… 最新版「全日本人フットボーラー推定市場価格」トップ50!

2020年01月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

中島翔哉が首位も評価額は500万ユーロの下落

左から冨安、南野、中島、久保、仲川。いずれも2020年の日本サッカー界をリードするメインキャスト候補だ。(C)SOCCER DIGEST,Mutsu FOTOGRAFIA

 マジョルカの日本代表MF、久保建英のバリューがさらに跳ね上がった。

 ドイツの移籍専門サイト『transfermarkt』が独自のデータを基に換算しているのが「推定市場価格」だ。全世界のプロフットボーラーを対象にした"市場価値"で、かならずしも移籍金等に準じる数値ではなく、年齢や過去の経歴、将来性、市場での人気度などを考慮したうえで弾き出される。

 全日本人選手を対象にランキングを作成すると、相変わらずトップ評価を得ているのは中島翔哉(ポルト)。ただ所属クラブでの危うい立場が反映されてか、秋口に2500万ユーロ(約31億2500万円)だった数値は2000万ユーロ(約25億円)にまで落ち込んでいる。看過できない下げ幅だろう。

 一方で躍進を遂げたのが久保である。レアル・マドリーに移籍する直前は200万ユーロ(約2億5000万円)だったところが、この半年間でみるみるうちに評価額が上がり、750%アップの1500万ユーロ(約18億7500万円)が最新値だ。1年近く中島が維持している首位の座がうっすらと見え始めている。

 3位は今冬にリバプールへステップアップ移籍した南野拓実で、250%アップの1250万ユーロ(約15億6250万円)。森保ジャパンの守備の要に台頭した冨安健洋(ボローニャ)とブンデスリーガで声価を高める鎌田大地(フランクフルト)が1000万ユーロ(約1億2500万円)で続いている。

 
 かたや堂安律(PSV)、武藤嘉紀(ニューカッスル)、吉田麻也(サウサンプトン)といった面々は評価を下げており、香川真司(サラゴサ)と乾貴士(エイバル)の両雄はトップ10圏外となった。

 Jリーグ組で初めて1番手に躍り出たのが、横浜F・マリノスを優勝に導き、2019年シーズンのJリーグMVP&J1得点王に輝いた仲川輝人だ。夏からほぼ倍増の280万ユーロ(約3億5000万円)で、2位・清武弘嗣(C大阪)の230万ユーロ(約2億8750万円)を抑えて国内トップの評価を得た。

 トップ50入りを果たせなかった新旧・日本代表選手の数値も拾っておこう。長友佑都(ガラタサライ)と植田直通(セルクル・ブルージュ)、三好康児(アントワープ)がいずれも130万ユーロ(約1億6250万円)で70位タイに、長谷部誠(フランクフルト)と本田圭佑(無所属)が100万ユーロ(約1億2500万円)で106位タイに付けている。

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