浦和退団のGK岩舘の新天地が決定!「新しいサッカー選手としての生き方や価値観を体現していきたい」

2020年01月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

今季から実質J5の関東1部リーグに参戦

昨年の浦和の沖縄キャンプに参加する岩舘。ACL決勝の第1戦ではベンチ入りも果たしている。写真:滝川敏之

 浦和レッズは1月27日、クラブ公式ホームページにおいて、契約満了により退団していたGKの岩舘直の移籍先が決定したと報告した。

 岩舘は、2014年に水戸ホーリーホックから浦和に期限付き移籍で加入。2016年には完全移籍に移行していた。しかし、昨シーズンが終了する前の11月末に契約満了でシーズン後の退団が発表されていた。

 当時「今シーズンをもちまして、退団することが決まりました。なんのキャリアも経験もない自分が5年半もの間、この浦和というチームの選手としてプレーできたのはたくさんの方々に支えていただけたおかげです」と語るように、そのプロキャリアの中でJ公式戦の出場は1度もなかった。

 そんな岩舘の新天地は、J1から数えて5番目の関東1部リーグに所属するCriacao Shinjuku(クリアソン新宿)に決定した。
 
 Criacao Shinjukuは東京都リーグ参戦10年目の節目を迎えた2018年に関東リーグ2部に昇格を果たすと、昨年は2位に勝点8差をつけリーグ優勝。今季からは関東1部リーグへの参戦が決定している、新宿区を中心に活動する注目のクラブだ。

 そんなクラブの公式ホームページで発表された岩舘のコメントは以下の通り。

「新宿という街にJリーグクラブをつくるという目標を実現し、新しいサッカー選手としての生き方や価値観を体現していきたいと思います。このクラブに関わる全ての人たちと一緒に喜び、楽しみ、苦しみ、そしてまた最後には喜べるようにこのクラブのために力を尽くします。よろしくお願いします」

 J1という頂点を知る岩舘は、その経験とプレーでチームをさらなる高みへと引き上げることができるか。伸び盛りのチームにとってこの上ない補強となることだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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