【今治|新体制】56クラブ目のJチームとして2020年誕生!岡田武史氏オーナーのJ3今治が始動

2020年01月27日 寺下友徳

J3初年度は新トップパートナー・新監督・新加入選手5名・9億円規模で始動

岡田武史オーナー、矢野将文社長、木村孝洋強化担当と新加入選手5名。写真:寺下友徳

 1月26日(日)、昨シーズンJFL3位に入り、今季から56クラブ目のJリーグ所属チームとして明治安田生命J3リーグに参戦するFC今治が、愛媛県今治市のイオンモール今治新都市において「2020シーズン方針発表会」を二部構成で行った。

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 約700人のサポーターが詰め掛ける中、10時半から一般公開で行われた第一部では冒頭、元日本代表監督の岡田武史オーナーが今季から新たにトップパートナー/共生社会実現パートナーを務めることになったユニ・チャーム株式会社<本店:愛媛県四国中央市>の石川英二取締役副社長を紹介。

 石川副社長は「地元・日本を元気にして次世代に引き継ぐ部分でお互いの企業理念が一致したし、岡田さんと矢野(将文・代表取締役社長)さんの言葉に男のロマンを感じたので、通常はほとんどないことだが、高原(豪久)代表取締役執行役員にすぐ引き継いだ」とトップパートナー就任の経緯を説明した。

 その後、第一部は、19歳から20年の指導歴を誇るスペイン人のリュイス・プラナグマ新監督のあいさつ、胸スポンサーに入ったユニ・チャーム株式会社はじめ右鎖骨・左鎖骨含む全8スペースが埋まった新ユニフォーム紹介と進み、最後は昨シーズンJ3鳥取で11得点を挙げたFW林誠道や地元・今治市出身のMF越智亮介(←FC琉球)、DF近藤高虎(←流通経済大)。そしてDFチョン・ハンチョル(←町田)、GKイ・ドヒョン(←東海大福岡高)の韓国籍2名を含む、計5名の新加入選手のお披露目・トークセッションを開催。

 最後は子どもたちが一番前に座り、その後ろに年配の皆さんが席に付き、賑わい席でコールリードする方々が一番後ろで見守る地方共生社会の範たる形で陣取ったサポーターたちと岡田武史オーナーをはじめとするクラブ側が同じ目線でFC今治の未知なる航海への門出を喜び合った。
 

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