本田圭佑のボタフォゴ移籍は「年齢」がネックに?「プランB」だと現地メディア

2020年01月24日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

移籍金ゼロなうえ減俸にも応じる姿勢だが…。

ボタフォゴ移籍の可能性がある本田。(C)Getty Images

 本田圭佑の新天地はブラジルになるのか。現地時間1月23日、ブラジルの『ランセ!』が「ボタフォゴと契約する可能性がある」とする一方で、その年齢がネックになっていることを報じた。
 
 本田は昨年11月にオランダのフィテッセと契約したが、CSKAモスクワ時代の恩師でもレオニード・スルツキ監督が解任されたことを受けて、12月23日に同クラブを退団。以降は無所属の状態が続いている。
 
 本田を「日本サッカーの歴史の中でも最も偉大な選手のひとり」と紹介した『ランセ!』によれば、先週に入って本田の代理人がボタフォゴと接触。現在フリーのため移籍金がかからないこと、さらにクラブの給与体系に合わせるため減俸を受け入れる姿勢を見せているため、ボタフォゴ首脳陣を喜ばせたという。
 
 ただ、ボタフォゴは33歳という年齢に引っかかっているとのこと。それゆえ同じ攻撃的MFで、24歳とより若いガブリエウ・コルテス(エクアドル代表/現ロボス=メキシコ所属)が「プランA」であり、本田は次善の策である「プランB」であると報じた。「エクアドル人は24歳、日本人は33歳である」と強調している。
 
 ボタフォゴは全国リーグを2回、州リーグを21回、南米版CLであるコパ・リベルタドーレスを2回制覇している古豪。2019年シーズンの全国リーグは15位に低迷し、なんとか1部リーグに残留していた。
 
 かねてからオーバーエイジでの東京オリンピック出場を目標に掲げている本田が、プレー機会を得られる新たなクラブを探しているのは間違いないだろう。これまで日本(名古屋)、欧州(VVV、CSKAモスクワ、ミラン、フィテッセ)、中米(パチューカ)、オセアニア(メルボルン)と、まさに世界中のクラブを渡り歩いてきたレフティーの新天地は、まだプレー経験のない南米になるのか。注目が集まる。
 
構成:ワールドサッカーダイジェスト編集部
 
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