首里城再建へ向けた『ふたつの挑戦』…FC琉球がクラウドファウンディングをスタート

2020年01月24日 サッカーダイジェスト編集部

「沖縄の誇りを胸に戦い抜きます」(小野)

今季のユニホームには首里城のイラストがあしらわれた。再興を誓う。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

『沖縄を愛し、沖縄に愛される』を理念に掲げるFC琉球は、昨年10月に焼失した首里城の再建に向け、『ふたつの挑戦』をする。
 
 ①2020シーズンのユニフォーム胸部分に首里城のイラストを掲げ、その売上金の一部(10%)を首里城の再建支援金に寄付
 
 ②今年7月末のリーグオフ期間中に、「首里城再建支援チャリティーマッチ」を開催
 
 この復興プロジェクトを実現するべく、チームは「キャンプファイヤー」にてクラウンドファンディングをスタート。ユニフォーム制作費用とチャリティーマッチの開催費用、そして首里城や沖縄県への地域貢献活動の活動費のために、支援金を募っている。
 
 J2で2年目となる今年の琉球のスローガンは「REVIVE ―琉球再興!―」。首里城があしあらわれたベンガラ色のユニフォームを身に纏い、「沖縄の誇り」を胸に戦う。
 
 昨夏から在籍する小野伸二は「日本の宝である首里城の1日でも早い復興を願っています!2020シーズンも沖縄の皆さんに夢や希望を与えられるプレーを魅せたいと思います。沖縄の誇りを胸に戦い抜きます!首里城再興へ、皆様の力が必要です。ご支援、ご協力の程、宜しくお願い致します!」と呼び掛けている。
 
 小野だけでなく、他の選手、スタッフも同じ想いだ。彼らがひとつにまとまり、一人でも多くの人たちとともに首里城へ想いを届け、そして沖縄県民の悲しみに寄り添いサッカーを通して元気を与える覚悟だ。
 
クラウドファンディングの詳細はこちら
https://camp-fire.jp/projects/view/226739
 
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