バルサが新たな「9番」の獲得に本腰! 4か月の戦線離脱となった主砲スアレスの穴埋めとして本命に挙がるのは?

2020年01月24日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

スアレス離脱後は決定力不足を露呈

バルサがスアレスの代役として獲得を狙うロドリゴ。(C)Getty Images

 ラ・リーガで首位に立つバルセロナは、今冬の移籍市場で「9番」の獲得に乗り出すようだ。「そのテーマ(センターフォワードの補強)について我々が話し合っているのは事実だ」と、前節から指揮を執るキケ・セティエン新監督も認めている。

 本来CFを務めるルイス・スアレスは、右膝半月板の負傷で戦線離脱。手術は成功したものの復帰までは4か月かかる見通しで、3つのコンペティションで優勝を狙うバルサにとっては大きな痛手となっている。

 実際、キケ・セティエン監督の初陣となったラ・リーガ20節のグラナダ戦(1-0)では、実に83パーセントのボール支配率を誇りながら決定力不足を露呈。続くコパ・デル・レイ4回戦のイビサ戦(2-1)でも、同様の理由で苦戦を強いられた。
 
 本命はバレンシアのスペイン代表FW、ロドリゴ。レンタルでの獲得を狙っているという。

 当初は、ブンデスリーガで快調に得点を重ねるRBライプツィヒのティモ・ヴェルナーや、アーセナルの快足アタッカー、ピエール=エメリク・オーバメヤンらに興味を示していたが、どちらの選手も所属クラブから「NO」の返事を突き付けられた。そこで現在は、キケ・セティエン監督が獲得を強く希望するロドリゴ1本に絞って、交渉に臨んでいるようだ。

 バルサは「給与負担+1000万ユーロ」という好条件を提示しているようだが、はたしてバレンシアはこのオファーを受け入れるのか。冬の移籍市場が閉じる1月31日まで目が離せない。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
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