「スガワラの買い取りは既定路線」リーグ2位と好調AZ、菅原由勢の完全移籍に本腰!クラブTDが認める

2020年01月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

1年半後に契約切れとなるレギュラー右SBの後釜として

オランダで着実に成長を遂げている菅原。 (C) Getty Images

 現在、オランダのエールディビジで2位につけているAZ。首位アヤックスを勝点6差で追い、3位のウィレムⅡとの差は5ポイントだ。

 そんな好調のチームの一翼を担っているのが、昨夏に名古屋グランパスから1年間の期限付きで加入した菅原由勢だ。

 現在19歳のU-23代表DFは、完全に定位置を掴むまでには達していないが、公式戦28試合出場して3ゴール・1アシストを記録。ノルウェー代表の右SBヨナス・スベンソンのターンオーバー要員になっているほか、サイドアタッカーとしても起用されるなど、貴重な戦力となっている。

 そのサムライ戦士について、現地メディア『FC.update』は、「好調なAZにとって、スガワラの(完全移籍での)獲得は規定路線だ」と報道。また、現地紙『Noordhollands Dagblad』によれば、クラブのテクニカルディレクターを務めるマックス・ヘイベルツ氏は、「彼の買い取りオプションを検討するだろう。手順を踏んで、きちんと進めていくつもりだ」と交渉を進めることを認めているという。

 ヘイベルツTDによれば、2021年夏までの契約を結んでいるスベンソンの「契約延長はない」。そのため、菅原はその穴埋めと期待されているようだ。『Noordhollands Dagblad』紙によれば、「驚くほどスムーズになじんだ」とクラブ内での評価が高く、買い取りを決断という。

 この報に、地元サポーターは「期待している」、「彼はいろんな意味で面白い」と歓迎の意を表わしているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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