イブラヒモビッチがセリエA新記録を樹立!「カンビアッソ超え」のレコードとは?

2020年01月20日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

3クラブで勝利を欲しいままに。

ウディネーゼ戦で勝利に貢献したイブラヒモビッチ。(C)Getty Images

 今冬にミランに復帰したズラタン・イブラヒモビッチが、現地時間1月19日のウディネーゼ戦(セリエA20節)でセリエA新記録を樹立した。
 
 元スウェーデン代表FWはウディネーゼ戦でフル出場。ゴールこそなかったものの前線で基準点となり、相変わらずのテクニックとフィジカル、そして視野の広さを披露し、93分にはアンテ・レビッチの決勝弾にも絡んで、劇的な3-2の逆転勝利に貢献した。
 
 これでイブラヒモビッチは、個人的にセリエA通算150勝を達成。『OPTA』によれば、222試合での到達は元インテルのエステバン・カンビアッソを超える史上最速レコードだという(勝利ポイントが2から3に変わった1994-1995以降)。
 
【セリエA150勝の最速ランキングTOP5】
1位ズラタン・イブラヒモビッチ(現ミラン):222試合
2位エステバン・カンビアッソ(元インテル):230試合
3位ロレンツォ・インシーニェ(現ナポリ):232試合
3位マイコン(元インテル):232試合
5位クワドォー・アサモア(現インテル):235試合
 
 ユベントス(2004~06年)、インテル(06~09年)、ミラン(10~12年)で勝利を積み重ね、7シーズンで6回のセリエA優勝を経験してきたイブラヒモビッチは、まさに「勝利の男」と言えるだろう。その影響力はまさに絶大で、味方には勇気を、敵には恐怖を与え、イブラヒモビッチ復帰後のミランは公式戦3勝1分けと好調だ。
 
 とはいえミランは、いまだセリエA8位と欧州カップ戦圏外に沈む。イブラヒモビッチの「勝者のメンタリティー」は、名門をこのまま復権に導けるだろうか。
 
構成:ワールドサッカーダイジェスト編集部
 

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