「2試合負けたら我々も同じ…」ジダンが宿敵バルサの監督交代に言及

2020年01月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

ロペテギとの対戦については?

ジダンがバルサの監督交代について意見した。 (C) Getty Images

 就任から2年連続でラ・リーガを制し、今季も宿敵と同じ勝点で首位に立っている。それでも、エルネスト・バルベルデはバルセロナの監督を解任された。ビッグクラブを指揮する難しさが分かる。

 ライバルのレアル・マドリーを率いるジネディーヌ・ジダンは、指導者になって解任されたことがない。だが、危機を報じられたこともある指揮官は、だれにでもバルベルデのような重圧にさらされるかもしれないと知っている。

 米スポーツチャンネル『ESPN』によると、ジダンは1月17日の会見で「良くない状況だよ」と述べた。

「バルベルデは本当に優れた指揮官であることを示した。わたしは彼をリスペクトしている。ビッグクラブでの状況は、すべての監督が知っていることだ。もしも我々が2試合負けたら、ここ1か月半のバルサと同じように批判されるだろう。だが、つねに良いプレーをすることはできないんだ」

 後任のキケ・セティエン新監督の下でバルセロナがどう変わるのか、世間は大きく注目している。だが、ジダンは「バルセロナはいつもと同じように(マドリーと)競ってくるだろう」と話した。

「彼らは彼らの仕事をし、我々は我々の仕事をする。競争的なチームになると予想しているよ」

 マドリーは18日のリーガでセビージャと対戦する。率いるのは、昨季開幕から4カ月でマドリーの指揮官を解任されたジュレン・ロペテギだ。

 ジダンは「偉大な監督で、今もそれは変わらない。彼のマドリーでの時間については話したくないね」と述べるにとどまった。

「わたしに言えるのは、彼は優秀な監督ということだ」

 監督交代に踏み切ったリーグ首位バルサ、ジダンで覇権奪還を狙う2位マドリー、首位に5ポイント差の3位アトレティコ・マドリー、同ポイント差で4位につけるロペテギ率いるセビージャと、いよいよ後半戦が始まったリーガから目が離せない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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