【柏|新体制】期待の新戦力を13人も獲得!! ネルシーニョ監督が補強の舞台裏も明かす

2020年01月14日 志水麗鑑(サッカーダイジェスト)

「すべてのポジションで、さらに高いレベルで激しい競争が起こる」

新体制会見にはネルシーニョ監督も登壇した。写真●田中研治

 柏レイソルが1月14日、柏市民文化会館で新体制発表会を行なった。
 
 1年でのJ1復帰を果たし、「まずはJ1定着」(瀧川龍一郎社長)を目指す今季は、13人の新戦力を補強した。その顔ぶれは、高橋祐治(←鳥栖)、北爪健吾(←横浜FC)、キム・スンギュ(←蔚山現代)、呉屋大翔(←長崎)、三丸拡(←鳥栖)、大南拓磨(←磐田)、戸嶋祥郎(←新潟)、仲間隼斗(←岡山)、細谷真大(←柏U-18)、鵜木郁哉(←柏U-18)、神谷優太(←湘南)、井出敬大(←柏U-18)、松本健太(←東洋大)だ。とりわけ、Jクラブから獲得した選手たちは前所属クラブで主力だった選手が多く、大いに期待を抱ける陣容ができあがった。これには、瀧川社長も「素晴らしい選手たちが数多く加入しました。これですべてのポジションでさらに高いレベルで激しい競争が起こって、より強いチームになれると期待しています」と胸を張った。
 
 ネルシーニョ監督も「補強についてはこの場を借りて、レイソルの強化部を始め、フロントの皆さんに感謝をしたい。J1やJ2からレイソルに来てくれましたが、(昨季は)1年を通して、彼らの活躍を我々は見てきました。2019年の年末の時点で彼らの補強についてはほぼほぼ話がまとまっていて、布部強化部長が非常に迅速な対応をしてくれた。その甲斐あって、彼らとともにこの日を迎えられたことを嬉しく思います」とご満悦の様子だった。
 この日はさらなる朗報もあった。一部報道によるとオルンガと中村航輔に移籍の噂が上がっていたが、両者ともに2020年のメンバーリストに名を連ねたのだ。前者は14番、後者は23番に決まり、背番号発表の際には最も大きな歓声が上がった。
 
 期待の新加入選手たちも、高橋が「空中戦が得意なので、そこを見てもらいたい」と意気込めば、北爪は「スピードとスタミナ」が武器とサポーターへアピールした。果たして、各々のストロングポイントを持った新戦力たちは、チームに新風を吹き込めるか。彼らが上手くフィットできれば、J1復帰初年度での躍進も十分に可能だろう。
 
取材・文●志水麗鑑(サッカーダイジェスト編集部)
 

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