【名古屋】ジョーとのレギュラー争いも「ポジションを奪うつもりできた」新ストライカー山﨑凌吾の覚悟

2020年01月13日 本田健介(サッカーダイジェスト)

「これまでのプレーを変えるつもりはない」

湘南から名古屋へ移籍した山﨑。長身FWとしてジョーとのレギュラー争いに挑む。写真;田中研治

 昨季は2年連続でJ1の残留争いを戦った名古屋が、マッシモ・フィッカデンティ監督の下での巻き返しを誓い、1月13日に新体制発表会を行なった。

 今オフには川崎からMF阿部浩之、広島からMf稲垣祥、湘南からFW山﨑凌吾らを獲得。そのなかで「ゴール、アシストを狙いながら攻守でハードワークして、味方を助ける動きや、前線で身体を張って、より多くのチャンスを作れるようにしていきたい」と意気込むのは、187センチ・80キロと体格の良さが光るFW山﨑だ。

 湘南から名古屋への移籍の決め手は「評価していただいて、チャレンジをしたい、このチームでさらに上に行きたい」との想いだったという。
 もっとも名古屋には一昨季、J1得点王に輝いた元ブラジル代表FWジョーがいる。レギュラー獲得のためには、高い壁を越えなくてはいけないが、「覚悟はある」と話す。

「誰が見てもトッププレーヤーですし、自分が学べるところもたくさんあると思います。その中でも僕はポジションを奪うつもりでこのチームにきました。その覚悟があっての決断でした」

 そしてこう続ける。

「これまでのプレーを変えるつもりはないので、泥臭くやって、ハードワークして、前で収めて、ゴール前に飛び込んでもいく、プレーの連続ができるところが自分の良さだと思います。もちろん(ジョーと)ふたりで出る場面もあると思うので、誰とでも合わせられるのも自分の良さなので、そこもアピールしていきたいです」

 27歳のストライカーの新たな挑戦が始まろうとしている。

取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)

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