【甲府|新体制】「十分な戦力が整った」。佐久間GMが語った編成のポイント…4バックへ移行の可能性も!?

2020年01月13日 サッカーダイジェスト編集部

編成のポイントのひとつに「4バックに対応できる選手構成」も。

ヴァンフォーレ甲府が新体制発表記者会見を行なった。

 ヴァンフォーレ甲府は1月12日、新体制発表記者会見を開いた。会見には藤原弘社長、佐久間悟ゼネラルマネージャー(以下GM)、伊藤彰監督やラファエルを除く新加入の8選手が参加した。

 佐久間GMは編成のポイントとして保有選手数の縮小(昨季31人→今季27人)、ポジション別の人員の適正化、4バックに対応できる選手構成、若返りと若手選手の出場機会創出を挙げた。

 ピーター・ウタカや佐藤和弘、小出悠太、曽根田穣ら昨季の主力が移籍したのは痛手だが、泉澤仁や松田力、藤田優人、ラファエルという即戦力を補強。佐久間GMは「十分に戦える戦力が整ったと手応えを感じている」と強気に語り、ファーストターゲットとして勝点70でのJ1参入プレーオフ進出を目標に掲げた。
 
 選手が大幅に入れ替わるなか、就任2年目の伊藤監督はポゼッションを高めたより攻撃的な戦いへの移行に強い意欲を見せた。「昨年の課題として中盤のゲームコントロールがあった。武器として持っている速い攻撃を伸ばしつつ、ボールを保持してより攻撃的に戦う」と高らかに宣言。指揮官が描くサッカーを体現するキーとなりそうなのが、新加入の野澤英之や武田将平、山田陸、中村亮太朗というボランチの選手。転換点を迎えたチームの浮沈の鍵を握る重要な役割を担うことになりそうだ。

構成●サッカーダイジェストweb編集部

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