武田修宏氏以来36年ぶりの1年生得点王の誕生も! トップスコアラー争いの行方は?【選手権】

2020年01月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

四中工の森はすでに敗退

得点ランクトップに立つのが岩本(左上)と森(右上)。1点差で追うのが松木(左下)と小山(右下)だ。(C)SOCCER DIGEST

 第98回の全国高校サッカー選手権は1月11日に埼玉スタジアム2002で準決勝2試合が開催。帝京長岡を2-1で下した青森山田と、終了間際のPKで矢板中央を1-0で破った静岡学園が決勝に駒を進めた。

 青森山田の連覇か、静岡学園の24年ぶりの戴冠か。栄冠の行方とともに注目されるのが得点王争いだ。

 現在5ゴールを挙げてトップで並んでいるのは、準々決勝の徳島市立戦でハットトリックを達成した静岡学園のFW岩本悠輝と、ベスト8で敗退した四日市中央工のMF森夢真。決勝の舞台におそらく立つだろう岩本が、タイトルにもっとも近い位置にいると見ていいだろう。

 ふたりを1点差で追うのが、岩本のチームメイトであるMF小山尚紀と、準決勝でも1ゴールを積み上げた青森山田のスーパールーキーMF松木玖生だ。後者が得点王に輝けば、第62回大会の武田修宏(清水東)以来36年ぶりとなる1年生トップスコアラーの誕生となる。

 ここまで3ゴールのMF武田英寿、FW田中翔太(ともに青森山田)、MF井堀二昭(静岡学園)にももちろんチャンスはある。とりわけプレミアリーグEASTで12ゴールを挙げるなど、得点力の高い武田が複数ゴールを奪う可能性は十分にある。

 はたして、令和最初の得点王に輝くのは――。

準決勝終了時点での得点ランキングは以下の通り(★は決勝出場予定選手)

1位/5点:岩本悠輝(静岡学園/3年/FW)★
1位/5点:森 夢真(四日市中央工/3年/MF)
3位/4点:小山尚紀(静岡学園/3年/MF)★    
3位/4点:松木玖生(青森山田/1年/MF)★    
3位/4点:晴山 岬(帝京長岡/3年/FW)    
6位/3点:武田英寿(青森山田/3年/MF)★    
6位/3点:田中翔太(青森山田/3年/FW)★    
6位/3点:井堀二昭(静岡学園/3年/MF)★    
6位/3点:左合修土(矢板中央/3年/MF)    
6位/3点:多田圭佑(矢板中央/2年/FW)    
6位/3点:山下貴之(國學院久我山/3年/FW)
6位/3点:山本航生(國學院久我山/3年/FW)
6位/3点:渡邉颯太(草津東/3年/FW)    
6位/3点:沖吉大夢(神戸弘陵/3年/MF)    

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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