【大宮|新体制】セルビアリーグ得点王など新戦力11名が加入。背番号10は「2ケタ得点を狙う」と決意表明!!

2020年01月10日 松澤明美

昨季に続き、目指すは「勝点86」

今シーズンの新戦力は11人となった。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 大宮アルディージャは1月10日、新体制発表会を行ない、新戦力の紹介や背番号、チームスローガンなどが発表された。指揮を執って2年目の高木琢也監督は「J1昇格という目的とチームのスタイルにこだわりを持つ。責任と信念を持ちながら戦いたい」と挨拶した。

 昨季に続いて「勝点86」を目指す今季の陣容は28人。そのうち11人が新戦力となり、2018−19年シーズンのセルビアリーグ得点王のネルミン・ハスキッチ、同リーグからGKフィリップ・クリャイッチが加入した。日本人選手では菊地俊介、近藤貴司、翁長聖、戸島章が加わり、期限付き移籍復帰組では黒川淳史、嶋田慎太郎、藤沼拓夢が戻った。ルーキーは西村慧祐、大宮ユースから昇格した髙田颯也が入った。また、28人中12人がアカデミー出身、14人が埼玉県出身となった。
 
 チームスローガンは「WIN☆WIN」で、勝利への強い執念を表現。高木監督の「2点を取って勝ち切る」との思いも込められた。アカデミー出身者初の背番号10を着ける黒川は「2ケタ得点を狙う」と決意表明。ゴールゲッターとして期待の懸かるハスキッチはセルビア時代同様の活躍を誓い、「ヘディングがストロングポイント」とアピールした。足元を生かした速いプレーが持ち味だというクリャリッチは「チームを助けられるように頑張りたい」と意気込んだ。

 目標達成へ西脇徹也強化本部長は「魅力ある、強いチームをお見せできるように努力していければ」と話し、人数が少ないDF陣の補強を「継続して力を入れていきたい」と語った。チームは今後、沖縄でキャンプを行う。1次が1月13~22日、2次は25~2月2日まで。2月9日には、さいたまシティカップでウルグアイの強豪、クラブ・ナシオナル・デ・フットボールと戦う。

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取材・文●松澤明美(フリーライター)
 

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