【愛媛|新体制】横谷、渡邊ら復帰組も加わり、昨季19位からの挽回を図る!!

2020年01月09日 松本隆志

強化部長は追加補強の可能性も示唆

愛媛には新たに8人の選手が加わった。(後列中央は川井監督。ルーキー吉田は高校選手権準決勝進出のため不在。)写真:松本隆志

 今季、J2参入15年目のシーズンとなる愛媛は1月8日、2020シーズン新体制発表会見を行なった。

 リーグ19位と不本意なシーズンに終わった昨季からの挽回を図るべく、今季は期待のルーキーに加え、中堅、ベテランの即戦力級ら8選手を獲得。村上忠社長は「良いチームという言葉に甘えないで欲しい。目にモノ見せてやるという気持ちをもって戦ってもらいたい」と新チームに結果への執着心を求める。
 
 昨季のチームの主軸を担った近藤貴司、下川陽太、神谷優太、野澤英之らはチームを去ったものの、川井健太監督は「各ポジションのプレーモデルは確立されている。そんな中、(強化部に)リクエストさせてもらって新たな選手の獲得に至った。チームとしてこういうフットボールが展開できる、というイメージはすでにある」と自信を窺わせる。

 攻撃的なポジションを複数こなせる横谷繁は「見なれた顔ぶれもたくさんいる。すごく楽しみ」と10季ぶりの愛媛でのプレーに期待感を示した。

 地元・愛媛県出身のボランチ、渡邊一仁も岡山、横浜FCで経験を積み重ね、6季ぶりの愛媛復帰となる。

 また、児玉雄一強化部長は「編成はまだ終わっていません。まだ話をしている案件もある」と追加補強の可能性も示唆している。

 チームスローガンは3季連続で「全進」。
 サポーター、県民、スポンサー、クラブなど全てが一体となって前に進んで行くことを目指す。チームは9日より始動。今年も県外でのキャンプは行なわず、県内で地に足をつけて調整してシーズン開幕に備える。

取材・文●松本隆志
 

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