今年も「東高西低」が続く選手権――関西勢、中国勢、九州勢が全滅した一方で…

2020年01月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

昨年、一昨年に続いて…

優勝候補の“本命”青森山田は盤石な勝ち上がり。仙台育英とともに東北勢は2校が8強入りを果たす。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

 1月3日に全国高校サッカー選手権大会の3回戦が行なわれ、ベスト8が出揃った。

 地方別に見ると、日章学園(宮崎)と筑陽学園(福岡)がともに敗れ、九州勢は全滅。関西勢も"最後の砦"だった神戸弘陵(兵庫)が姿を消した。中国勢は3回戦に1チームも進めなかった。

 ベスト8の顔ぶれは、東北勢が青森山田と仙台育英(宮城)、関東勢が矢板中央(栃木)と昌平(埼玉)、東海勢が静岡学園と四日市中央工(三重)と2校ずつ入り、北信越勢は帝京長岡(新潟)、四国勢は徳島市立が残った。

 三重県を東西どちらに入れるかは意見が分かれるところだが、いずれにしても東日本勢の健闘が目立つ。

 東北勢が3校ベスト8に入った昨年も、西日本勢で準々決勝に駒を進めたのは、瀬戸内(広島)のみ。8つのイスのうち半分を関東勢が占めた一昨年も6校が東日本勢で、近年の「東高西低」傾向が今大会も続く結果となっている。

 ベスト8の顔ぶれと準々決勝の組み合わせは以下の通り。

【等々力陸上競技場】
12:05/青森山田(青森) vs 昌平(埼玉)
14:10/帝京長岡(新潟) vs 仙台育英(宮城)
【駒沢陸上競技場】
12:05/矢板中央(栃木) vs 四日市中央工(三重)
14:10/徳島市立(徳島) vs 静岡学園(静岡)

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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