「まだ100パーセントじゃない…」ルーニー、英2部でのデビュー戦でいきなり鮮烈アシスト! 自己評価は?

2020年01月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

気になるコクー監督の評価は?

挨拶代わりのアシストでデビュー戦を飾ったルーニー。だが、意外にも自己採点はやや控えめだった。 (C) Getty Images

 イングランド復帰が発表されてから約半年。ウェイン・ルーニーがチャンピオンシップのダービーでついにデビューを飾った。

 昨年8月にコーチ兼任選手としてDCユナイテッドからダービーに加わるのが発表されたルーニーは、1月2日のバーンズリー戦でキャプテンマークを巻いて先発としてピッチに立ち、デビューを飾り、先制点をアシストするなど、2-1の勝利に貢献した。

 英公共放送『BBC』によると、試合後、ルーニーは、「僕にとってもクラブにとっても大きな夜だった。すごく興奮したけど、今夜の最優先は勝つことだった」と話している。

「デビューを飾り、チームの勝利に手を貸すことができたのは良い気分だ」

 また、英紙『Telegraph』によると、フィリップ・コクー監督からキャプテンを務めることを望まれたと明かしたルーニーは、「しばらく練習してきたから、フィットネスは良い」と述べた。

「もちろん、試合のフィットネスはまた別物だから、まだ100パーセントではない。でも、90分間プレーするのに問題はなかったよ。それは疑いなかった。アメリカでもハイレベルなプレーをしてきたんだ。まだフィットしているし、そうである限りはOKさ」

 コクー監督は「プレー時間に関しては向こう見ずにならないように気をつけなければいけない。彼の持続性に関しては取り組んでいく必要がある」としたうえで、ルーニーに賛辞を寄せている。

「この試合で彼は重要だった。最後までプレーを続けられたね。ハーフタイムに具合を聞いたら、彼が大丈夫だと答えたんだ。彼の経験を見ることができた」

 言わずと知れたイングランド・サッカー界のレジェンドは、「これはキャリアの新たなチャプターだ。ダービーの昇格に手を貸したい」と、今後に向けて意気込んだ。2部チャンピオンシップという新たな舞台での挑戦で、ルーニーはどのような活躍を見せてくれるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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