「どこまで行けるかワクワクしてる」市立船橋DF畑大雅が初の選手権に高揚! 自身の得点でチームを高みへと導けるか!

2019年12月31日 手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

「最後に勝負を決める選手に」大舞台での得点に意欲!

自身初の選手権で、得点を狙うDF畑。市立船橋は1月2日に、日章学園との初戦を迎える。(C)SOCCER DIGEST

 12月30日、全国高校サッカー選手権大会がついに幕を開けた。これから1月13日にかけて、都道府県予選の激闘を勝ち抜いた各代表校が、令和初の選手権王座を懸けて鎬を削る。

 3年ぶりに本大会への切符を手にし、過去5回の優勝を誇る千葉の名門・市立船橋で、今大会ひと際注目を浴びるのがDF畑大雅だ。今年11月にはU-17W杯にU-17日本代表として出場し、決勝ラウンド進出に貢献。さらには、来季の湘南ベルマーレ加入が内定している。

 両翼の攻撃力が大会随一とも言われる市立船橋で、右サイドバックを務める彼の武器は、"市船の疾風"とも評される驚異的なスピードだ。それだけではなく、今季はクロスの質にも磨きをかけ、より決定的な仕事ができるDFに成長を遂げた。そんな畑が、いまだ自分に足りないのは得点への意識だという。
 
「監督からは、点を取れっていうのをひたすら言われています。アシストは誰にでもできるし、やっぱり最後に勝負を決める選手になって来いといつも言われますね」
 
 DFという垣根に囚われず、ゴールが狙える選手に。その気持ちは常に持ち続けている。だからこそ、選手権予選では結果を求めた。
 
「システム上、結構前に関わるのがウチのサイドバックの役割なので、県予選は惜しいところまで行ったんですけど、点を取り切れないっていうのが多かったので、そこは今大会で結果が出せればいいかなと思います」
 
 自身初となる冬の選手権。「初めてなので、どこまで行けるのかワクワクしています」と目を輝かせて語る超攻撃的サイドバックは、自らの得点でチームを勝利へと導けるか。市立船橋は1月2日に、予選5試合で計23ゴールを叩き込み、無失点で勝ち上がった難敵、日章学園(宮崎)との初戦を迎える。
 
取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

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