「開いた口が塞がらない」「流れを変える」英紙が久保建英を“2020年必見のヤングフットボーラー20傑”に選出!

2019年12月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

久保の他にも逸材たちがズラリ!

ボールを持っては積極果敢に攻める姿勢で存在感をアピールした久保は、上々の前半戦を過ごした。 (C)Mutsu FOTOGRAFIA

 来る2020年、久保建英には今以上の飛躍が期待されている。今夏にレアル・マドリーに電撃加入した日本サッカーの至宝は、現在マジョルカで研鑽を積んでいる。

 サムライブルーの未来をも背負っていると言っても過言ではない"超逸材"には、海外メディアからの期待値も高い。現地時間12月28日、英紙『The Sun』は、「2020年のビジョン! これが来年のベストヤングフットボーラー」と銘打った企画で久保を選出した。

 記事の冒頭で、「このワンダーボーイたちは世界に足を踏み入れている」と書き出した同紙は、次のように久保を評した。

「タケフサ・クボ。とても良い才能を持つ彼は"日本のメッシ"と名付けられている。そして、あのジネディーヌ・ジダンは、ラ・リーガとチャンピオンズ・リーグでレアル・マドリーを助けてほしいと残留を希望していた」

 さらに同紙は、こうも久保の存在をベタ褒めしている。

「クボは18歳の攻撃的ミッドフィルダーだ。誰しもが開いた口が塞がらない圧巻の技術で、ゲームの流れを変えられる能力が備わっている」

 シーズン前半戦に定位置奪取に成功した久保。ゴール数こそ1つにとどまったが、後半戦の活躍次第では、その名はより世界へと浸透するはず。それだけに現地1月5日から再開されるラ・リーガでの戦いぶりには、今後も注目したい。

 久保の他にも注目の若手は多士済々だ。同企画では、バルセロナで16歳ながらにトップチームデビューを飾ったアンス・ファティ(現在17歳)や17歳でリーグ・アンの強豪レンヌで主力となり、複数のメガクラブの垂涎の的となっているエドゥアルド・カマビンガ、さらに今シーズンの公式戦14試合で6ゴールを挙げ、声価を高めているマドリーのブラジル代表FWロドリゴなど、東京オリンピック出場を狙う逸材たちの名前が挙げられた。

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