イブラヒモビッチのミラン電撃復帰が決定的に! 伊メディアが「今季終了までの6か月契約で合意」と一斉報道

2019年12月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

38歳のレジェンドがついに復帰へ

圧倒的なパーソナリティーと衰えを感じさせない得点力。名手イブラヒモビッチが古巣ミランへの復帰を決断したようだ。(C) Getty Images

 いよいよ、ロッソネーロ(赤と黒の意)にリビングレジェンドが帰還する。

 現地時間12月26日、衛星放送『Sky Sport』をはじめとする複数のイタリア・メディアは、「ズラタン・イブラヒモビッチがミランに加わることが決定した」と一斉に報じた。

 11月13日、スウェーデンが誇る英雄は契約満了を迎える2019年いっぱいでのLAギャラクシー退団を発表。移籍金ゼロで獲れるとあって、ナポリ、ボローニャ、マンチェスター・ユナイテッド、さらにはエバートンといった欧州クラブが新天地候補に名乗りを上げていた。

 だが、イブラヒモビッチが最終的に選択したのは、2010年の夏から2シーズンに渡って在籍したミランだった。

 古巣との交渉は水面下で繰り広げられていたが、契約年数を巡って折り合いが付かずに長期化。『Sky Sport』によれば、26日になってようやく契約延長オプション付きとなる2020年6月までの半年契約で合意したという。早ければ、27日中に正式な発表がなされる予定だ。

 今シーズンのセリエAで首位争いをするインテルとユベントスから、21ポイント差と大きく引き離され、11位に沈んでいるミラン。その不調の主因とされているのが、深刻な得点力不足だ。期待されたクシシュトフ・ピョンテクとラファエウ・レオンの両CFが合わせて5得点では話にならない。チームの総得点も17節を終えて「16」という有り様だ。

 ゴールを渇望するミランにとって、38歳になったとはいえ、LAギャラクシー在籍の2年間で56試合・52ゴールという圧倒的な数字をイブラヒモビッチの電撃復帰は、これ以上にない朗報だろう。

 ついにカウントダウンに入ったカリスマの帰還。正式決定となれば、間違いなくミラニスタの歓喜が弾けるだろう。

【動画】異彩を放ったミラン時代のイブラヒモビッチのゴラッソTOP10はこちら

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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