2019年版、J1全18クラブ「平均年俸ランキング」が発表! そしてSNSフォロワー王に輝いたのは…

2019年12月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

2位に3倍の差をつけた神戸がダントツ1位!

左から仲川、イニエスタ、興梠。それぞれのクラブの「平均年俸ランク」やいかに!? (C)SOCCER DIGEST

 12月24日、英国のリサーチ会社である『Sporting Intelligence』が2019年版のプロスポーツチームの「平均年俸ランキング」を発表した。

 サッカーはもちろん、野球にバスケ、アメフト、クリケットなどあらゆるプロスポーツが対象で、年俸総額を登録人数で割った平均値(選手ひとりあたりの年俸)でランキング化。350位までが公表され、サッカーが上位3枠を独占した。1位がバルセロナ(スペイン)で1228万4555ドル(約13億4323万円)、2位がレアル・マドリー(スペイン)で1115万4692ドル(約12億1973万円)、そして3位がユベントス(イタリア)で1010万6647ドル(約11億510万円)となっている。

 さらに同社はJ1リーグにも注目。リーグ全体の選手ひとりあたりの年俸は32万6839ドル(約3574万円)で、これは全スポーツ対象の世界ランキングで堂々14位に食い込んだ。サッカー部門ではプレミアリーグ(イングランド)、ラ・リーガ(スペイン)、セリエA(イタリア)、ブンデスリーガ(ドイツ)、リーグアン(フランス)、中国スーパーリーグに次ぐ6番手だ。

 クラブ別で見ると、やはりアンドレス・イニエスタ、ダビド・ビジャ、ルーカス・ポドルスキなど高年俸プレーヤーを抱えるヴィッセル神戸が157万2238ドル(約1億7203万円)でダントツの首位。2位の浦和レッズと比べると、3倍近い数値になっている。『Sporting Intelligence』社は「今季からJ1リーグは外国籍選手枠を大幅に拡大し、そのルール変更を最大限に活かしたのが、楽天グループの潤沢な資金があるヴィッセルだった」と説明。ランキング12位の横浜F・マリノスが15年ぶりのJ1制覇を果たし、同最下位の大分トリニータがトップ10入りした。この両チームはある意味で費用対効果が高った、と言えるだろうか。

 
『Sporting Intelligence』社が調査したJ1全18クラブの「平均年俸ランキング」は以下の通りだ。

1位 ヴィッセル神戸 157万2238ドル(約1億7203万円)
2位 浦和レッズ 44万7433ドル(約4895万円)
3位 サガン鳥栖 43万1048ドル(約4714万円)
4位 川崎フロンターレ 41万3564ドル(約4523万円)
5位 名古屋グランパス 37万5942ドル(約4111万円)
6位 鹿島アントラーズ 31万888万円(約3400万円)
7位 セレッソ大阪 25万7493ドル(約2815万円)
8位 FC東京 25万4062ドル(約2778万円)
9位 清水エスパルス 24万3140ドル(約2658万円)
10位 ジュビロ磐田 21万4477ドル(約2345万円)
11位 ガンバ大阪 21万1907ドル(約2317万円)
12位 横浜F・マリノス 20万2082ドル(約2210万円)
13位 北海道コンサドーレ札幌 20万1533ドル(約2204万円)
14位 サンフレッチェ広島 19万3946ドル(約2120万円)
15位 ベガルタ仙台 17万7218ドル(約1937万円)
16位 松本山雅 15万261ドル(約1642万円)
17位 湘南ベルマーレ 13万2413ドル(約1447万円)
18位 大分トリニータ 7万581ドル(約772万円)
※数値は平均値で選手ひとりあたりの年俸。1$は109円で換算。

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