【ラ・リーガ2部】“シンジ対決”で岡崎慎司が今季4ゴール目をゲット! 香川真司は無念の途中交代に…

2019年12月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

年内最終戦で日本人対決が実現

岡崎と香川のシンジ対決は個人としてもチームとしても前者に軍配が上がった。(C) Rafa HUERTA

 スペインのラ・リーガ2部は12月20~22日に年内最終戦となる第21節が行なわれた。

 5位ウエスカと3位サラゴサという上位対決となったアラゴン・ダービーでは、ウエスカの岡崎慎司とサラゴサの香川真司がともにスタメン出場。香川がドルトムント、岡崎がマインツでプレーしていた時以来となる"2人のシンジ"の直接対決が実現した。

 4-3-3のCFに入った岡崎は開始16分、左サイドからセルヒオ・ゴメスが上げたクロスに合わせて鮮やかにネットを揺らす。しかし、これはVAR判定でオフサイドとなって取り消された。

 しかし、その4分後だった。左サイドから再びS・ゴメスが送り込んだグラウンダーのクロスに反応した岡崎は、敵のCBの前に入って左足でゴールにねじ込み、先制点を挙げる。これが約2か月ぶりとなる今シーズン4点目となった。

 一方の香川真司は、4-4-2の左サイドハーフで先発。28分にはFKのキッカーを務め、クロスバー直撃の惜しいシュートを放つ。だが、前半終了間際に同点に追いついて迎えた57分、両チームを通じて最初の選手交代で早々にベンチへ。さすがに悔しそうな表情を浮かべてピッチを後にした。

 試合は69分にセットプレーから勝ち越し点を奪ったウエスカが2-1で勝利。サラゴサを抜いて3位に浮上した。かたやサラゴサは5位に転落している。

 デポルティボの柴崎岳は故障のため、前節に続いてベンチから外れた。チームはテネリフェ2-1で競り勝ち、開幕節以来となる今シーズン2勝目を挙げている。また、エストレマドゥーラのGK山口瑠伊は、1-0で勝利したスポルティング・ヒホン戦に第2GKとしてベンチ入りしている。

 次節は年明け早々の1月3~5日に開催され、サラゴサはスポルティング・ヒホン、ウエスカはエルチェと対戦する。

●第21節の主な試合結果
デポルティボ 2-1 テネリフェ
スポルティング・ヒホン 0-1 エストレマドゥーラ
ウエスカ 2-1 サラゴサ

●第22節の主な対戦カード
[1月3日]
エストレマドゥーラ vs アルコルコン
サラゴサ vs スポルティング・ヒホン
[1月4日]
エルチェ vs ウエスカ
[1月5日]
ヌマンシアvs デポルティボ

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