「来シーズンこそは勝つグランパスに…」名古屋のフィッカデンティ監督が続投!ファンも勝利を渇望

2019年12月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

「必要な犠牲を全て払う覚悟が我々にはあります」

今季途中の9月から名古屋の指揮を執るフィッカデンティ監督。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 名古屋グランパスは、12月20日にクラブの公式ホームページで、マッシモ・フィッカデンティ監督と契約を更新し、来季も続投することを発表した。

 イタリア出身で52歳の指揮官は、ヴェローナやカリアリなど母国のチームを率いた後、2014年からはFC東京を、16年からはサガン鳥栖を率いるなどJリーグでもキャリアを積み重ねてきた。

 今年9月には風間八宏前監督との契約解除に至った名古屋の監督に就任し、その後1勝3分4敗と苦しい戦いが続くものの、13位でシーズンを終えJ1残留を確定させた。

 クラブを通して発表されたフィッカデンティ監督のコメントは以下の通り。

「来季も名古屋グランパスを指揮することとなり光栄に思います。

 攻守両面における高い質、多様な戦術、強靭なフィジカルなど世界レベルでどのようなサッカーをするチームが勝つのかということをクラブ、選手達と共に追求し続けファミリーの皆さまが誇りに思えるチームを作り上げていきたいと考えています。

 名古屋グランパスは常に強いチームであるべきです。大きな成果を達成するために必要な犠牲を全て払う覚悟が我々にはあります。共に闘いましょう」
 

 クラブの公式SNSに投稿されたこの一報にサポーターも反応し、以下のようなメッセージが寄せられた。

「どんなグランパスでも応援する気持ちは変わりません!」
「レンタル組は必ず取り戻して」
「フィッカデンティさんにあった選手の補強をお願いします」
「色々意見あるが応援します」
「予想と反していい結果になってほしい…」
「信じます!」
「もう残留争いはごめんだ。マッシモ監督、頼みました。来シーズンこそは勝つグランパスに」

 残留争いにも巻き込まれる厳しいシーズンになった名古屋は、指揮官の語る"常に強いチーム"に向けて新たなシーズンの一歩を踏み出した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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