仙台は「新たな一歩を踏み出します」。山形をJ1昇格戦線へと導いた木山隆之氏の監督就任を発表‼

2019年12月20日 サッカーダイジェスト編集部

「観ている方々の心を熱くさせたい」

今季、山形を指揮した木山氏。リーグ42試合で40失点と堅い守備の構築に成功した。写真:徳原隆元

 J1のベガルタ仙台は12月19日、来季の監督に木山隆之(きやま・たかし)氏の就任が決まったと発表した。

 現役時代、G大阪、札幌、水戸で活躍した木山氏は、2002年シーズンを最後に引退し、指導者の道へ。母校の筑波大や神戸ユースの監督を務め、08年には水戸の指揮官となる。その後、清水のヘッドコーチ、千葉や愛媛の監督などを歴任し、17年からは山形で指揮を執っていた。

 山形を率いて3年目の19年は、チームをプレーオフ圏内の6位に導き、J1参入プレーオフ1回戦では大宮を撃破。続く2回戦で徳島に敗れたものの、その手腕は高く評価できるものだった。

 仙台は6年間、指揮を執っていた渡邉監督が昨季限りで退任を発表しており、クラブは木山氏の就任にあたって「新たな一歩を踏み出します」と公式サイトで掲載している。
 
 就任にあたってのコメントは以下。

「ベガルタ仙台のファン、サポーター、クラブを支えていただいている皆様、はじめまして。監督に就任することになりました。
クラブが25年間で積み重ねたものを発展させ、躍動感溢れるチームづくり、観ている方々の心を熱くさせたいと思っています。ベガルタゴールドに染まるユアテックスタジアム仙台で、ともに勝利を目指して戦えることを心から楽しみにしています。
クラブに対しまして、力強い後押し、何卒よろしくお願い致します」

構成●サッカーダイジェスト編集部

 
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