【なでしこジャパン1-0韓国|採点&寸評】4大会ぶり3度目の優勝!立役者となったのは…

2019年12月17日 多田哲平(サッカーダイジェスト)

遠藤のSBは板についてきた

【警告】日本=田中(44分) 韓国=ジャン・チャン(21分)、シム・ソヨン(42分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】籾木結花(日本)

[E-1選手権2019/女子]日本1-0韓国/12月17日/釜山九徳スタジアム

【日本代表・総評】

エースの岩渕と司令塔の長谷川が不在で、やはり攻撃のアイデア不足が顕著だったものの、相手の攻撃を見事にいなし続け、終盤のPKで勝利を引き寄せる。勝負強さを見せつけ、2010年ぶりの優勝を果たした。

【個人採点・寸評】
GK
18 山下杏也加 6.5

1試合通じて集中を切らすことなく、53分のミドルシュートも落ち着いて処理。時折見せる正確なロングパントが好印象だった。

DF
4 三宅史織 6

自由にポジションをとるヨ・ミンジのマークに苦戦も、無失点で耐え凌いだ。身体を投げ出した58分のシュートブロックはお見事。

5 南 萌華 6
パスミスが目立ち、あっさりとかわされる場面も少なからず見られたのは残念。それでもキャプテンの熊谷がいないなか最終ラインを統率しようと奮闘した。

16 宮川麻都 6.5
常に最終ラインの高さを気にかけ、適切なポジショニングをし続けた。致命的なミスもなく、実に安定していた。

19 遠藤 純 7
本職はアタッカーではあるものの、代表で何度かプレーしているSBが板についてきた印象。機を見た攻め上がりが効いていた。鋭いCKでゴールを襲うシーンも。
 

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