「タッチ数はGK以下」「パス数はたった8本」精彩を欠いた久保建英、衝撃のスタッツが明らかに!

2019年12月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

レーティングはワースト2位

セルタ戦で77分までプレーした久保。なかなかボールに絡めなかった。(C)Mutsu KAWAMORI

 現地時間12月15日に行なわれたラ・リーガ第17節のセルタ戦(2‐2)で、6試合連続のスタメン出場を果たしたマジョルカの久保建英は、厳しい戦いを強いられた。

 徹底マークに遭い、ボールを受けるとすぐに囲まれ、持ち味の突破力を発揮できず。まったく見せ場を作れないまま、77分に交代を命じられた。

 スペイン紙『MARCA』がチームで唯一「星なし」の評価(星3つが最高)を下すなど、26番が精彩を欠いたのは明らかだった。それは数字にもよく表われている。

 スタッツ専門サイト『Whoscored.com』によると、タッチ数はわずか「22回」で、GKも含めて先発メンバーの中では、久保よりも30分以上も早く交代したアレイシ・フェバスの13回に次ぐワースト2位。パス総数はまさかの「8本」で、これはスタメンの中では最小だった。

 2‐5で完敗した前節のバルサ戦では、タッチ数が50で、パス総数は32本。この時は90分フル出場だったことを差し引いても、セルタ戦が驚くべき少なさだったことがわかる。
 
 シュートも1本も打てず、ここまで何もできなかったのは、マジョルカ移籍後初めての経験だっただろう。

 同サイトのレーティングは5.92点で、退場したCBアントニオ・ライージョの5.23点に次いで、低い数字だった。

 ここ最近のゲームでは攻撃陣のなかで際立つパフォーマンスを見せていただけに、相手の警戒も増しているのだろう。もちろん久保であれば、この壁を乗り越えてくれるはずだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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