自慢の打開力を披露できず
まったく見せ場を作れなかった久保は77分にベンチに下がった。(C)Mutsu KAWAMORI
現地時間12月15日に行なわれたラ・リーガ第17節で、久保建英が所属する17位のマジョルカは、18位のセルタとの「残留争い直接対決」に臨んだ。
開幕から7戦全敗のアウェーゲームとあって、この日も劣勢を強いられた。サルバ・セビージャのPKと終盤のアンテ・プディミルのゴールで幸運にも勝点1を持ち帰れたとはいえ、ポゼッション率はわずか33パーセント。圧倒的にゲームを支配され、決定機をほとんど作り出せなかった。
とりわけ精彩を欠いたのが、4‐4‐1‐1の右サイドハーフで先発した久保だ。敗れたとはいえ、ベティス戦、バルセロナ戦では際立つ存在感を放っていた日本代表MFは、完全に沈黙。ボールを持つと素早いチェックを受けて自慢の打開力を披露できず、逆に久保のサイドを狙われてピンチを招くなど、厳しい戦いを強いられた。
開幕から7戦全敗のアウェーゲームとあって、この日も劣勢を強いられた。サルバ・セビージャのPKと終盤のアンテ・プディミルのゴールで幸運にも勝点1を持ち帰れたとはいえ、ポゼッション率はわずか33パーセント。圧倒的にゲームを支配され、決定機をほとんど作り出せなかった。
とりわけ精彩を欠いたのが、4‐4‐1‐1の右サイドハーフで先発した久保だ。敗れたとはいえ、ベティス戦、バルセロナ戦では際立つ存在感を放っていた日本代表MFは、完全に沈黙。ボールを持つと素早いチェックを受けて自慢の打開力を披露できず、逆に久保のサイドを狙われてピンチを招くなど、厳しい戦いを強いられた。
このレフティーを77分でベンチに下げたマジョルカのビセンテ・モレーノ監督は試合後、久保への批判に釘をさすかのように、メディアに対して次のように語った。スペイン紙『MARCA』などが伝えている。
「タケはまだ18歳だ。調子がいい時も悪い時も、忍耐強く、静かに見守ってほしい」
年内最終戦となる次節の相手は、強豪のセビージャ。日本の至宝は、今節の鬱憤を晴らす活躍で指揮官の信頼に応えられるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【動画】久保のサイドから失点…セルタ戦のハイライトはこちら
「タケはまだ18歳だ。調子がいい時も悪い時も、忍耐強く、静かに見守ってほしい」
年内最終戦となる次節の相手は、強豪のセビージャ。日本の至宝は、今節の鬱憤を晴らす活躍で指揮官の信頼に応えられるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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