久保建英を完全に封じられたマジョルカ、数的不利を跳ね返して“直接対決”にドロー。アウェー初勝点を奪取!

2019年12月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

万事休すかと思われたが…

セルタ戦で6戦連続の先発を飾った久保。77分までプレーした。(C)Mutsu KAWAMORI

 現地時間12月15日に開催されたラ・リーガ第17節で、久保建英が所属する17位マジョルカが、18位セルタとの「残留争い直接対決」に臨んだ。

 6試合連続のスタメンとなった久保は、4‐4‐1‐1の右サイドハーフに入った。

 負ければ降格ゾーンに転落するマジョルカは、20分に先制を許す。久保側のサイドを突かれてクロスを上げられると、バルサからレンタル中のラフィーニャにヘッドで決められた。

 同点に追いついたのは33分。ゴール前の競り合いでファウルがあったとしてVAR検証の末に獲得したPKを、セビージャが落ち着いて決めた。その後も、セルタに右サイドを狙われたものの、何とか凌いで前半を終える。

 しかし後半開始早々の48分、ハーフタイムに交代で入ったばかりのクチョが、オラサへの不用意なファウルでPKを与えてしまう。これをアスパスに決められて、再びリードを奪われる。

 後半から左サイドに回った久保は、62分にセビージャに代わってラーゴが入ると、再び右へ。何とか打開を図ろうとするも、寄せが速く突破ができない。守備に追われる時間も長く、見せ場を作ることなく77分にチャバリアと交代でベンチに下がった。

 その直後にCBのライージョが2枚目のイエロカードを受けて退場。万事休すかと思われたが、83分にラーゴの鋭いクロスのこぼれ球を主砲ブディミルが押し込み、再び振り出しに戻す。

 試合はこのまま2‐2で終了。数的不利を跳ね返してドローに持ち込んだマジョルカは、今季アウェー初勝点を奪った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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