バルサが“鬼門の地”でR・ソシエダと痛恨のドロー。クラシコを前に首位陥落も…

2019年12月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

序盤からバルサが押し込まれる展開に

グリエーズマン(右)のゴールなどで一度は逆転したバルサだったが…。 (C)Getty Images

 現地時間12月14日に開催されたラ・リーガ第17節で、首位のバルセロナが、苦手としているレアル・ソシエダの本拠地アノエタに乗り込んだ。

 鬼門の地で序盤からソシエダに押し込まれたバルサは、10分にセットプレー時の競り合いでブスケッツがファウルを犯し、PKを献上。これをオジャルサバルに決められ、先制を許す。

 その後もホームチームに押し込まれる展開が続いたバルサだったが、数少ないチャンスをモノにする。38分、カウンターからスアレスの絶妙のパスを受けたグリエーズマンが、飛び出してきたGKの鼻先でボールを浮かして、冷静にシュート。フランス代表FWの古巣相手の一撃で、同点に追いつく。

 すると後半に入って49分、ブスケッツの浮き球のパスに反応したメッシが抜け出ると、GKを引き付けてスアレスへパス。これを9番が難なく決めて逆転に成功する。

 しかし、このリードを守りきれない。62分、敵左SBモンレアルのクロスをGKテア・シュテーゲンが弾いたところをイサクに決められ、2-2とされる。

 その後は両チームとも決定機を迎えたものの、決め切ることができず、このままドローで終了。2ポイントを失ったバルサは、明日ゲームを行なうレアル・マドリーの結果次第では、首位陥落となる。18日に行なわれるその宿敵とのクラシコを前に、不安を残す試合となった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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