「クロップが熱望」リバプール、今冬の移籍市場でザルツブルク南野拓実の獲得へ! 英大手スポーツ局が報道

2019年12月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

その戦いぶりはサポーターから高く評価されている

CLでの決勝T進出は絶たれたが、欧州最高峰の舞台で南野が与えた印象は強烈だったようだ。 (C) GEPA pictures/ Mathias Mandl

 どうやらレッズサポーターの想いは、フロントと呼応していたようだ。

 昨季チャンピオンズ・リーグ(CL)王者であり、今季はプレミアリーグの首位をひた走っているリバプールが、来年1月の移籍市場で、日本代表FW南野拓実の獲得に興味を示しているという。欧州スポーツチャンネル『SkySports』の番組「Transfer Talk」内で報じられた。

 現在、オーストリア王者レッドブル・ザルツブルクに所属する南野は今季、初のCL出場を叶えた同クラブで主力として活躍。ここまで公式戦22試合で9ゴール・11アシストを記録している。CLでは、アンフィールドでのリバプールとのアウェー戦で1G1Aを達成したほか、アウェーでのヘンク戦でもゴールを決め、2ゴール・1アシストをマークしている。

 特にアンフィールドでの献身的なプレー、先日11日に決勝トーナメント進出を賭けた一戦での南野の奮闘ぶりは、リバプールサポーターに強烈な印象を残したようだ。話題の19歳FWアーリング・ハーランドに対するそれよりも多く、試合中から「ミナミノを獲得してほしい」といった声がSNS上で上がっていた。

 同メディアによれば、ザルツブルクとの2021年6月までの契約を残している南野を獲得する場合、違約金は725万ポンド(約9億4250万円)とのこと。すでに、プレミアリーグのほか、ブンデスリーガやセリエAのクラブも獲得に興味を示しているという。

 英紙『Daily Mail』によれば、ユルゲン・クロップ監督も獲得を熱望しているとのことだ。

 ザルツブルクで6年目を迎えている南野。そろそろステップアップ移籍に踏み切るタイミングであることは間違いない。ドルトムントでの香川真司に続き、クロップ監督のもとでプレーする、ふたり目の日本人プレーヤーが誕生するだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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