【ラ・リーガ2部】香川真司と柴崎岳が失意のユニホーム交換、岡崎慎司も2戦連続の先発落ちで厳しい立場に…

2019年12月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

香川に強力なライバルが出現

デポルティボ戦で先発を外れた香川。ピッチに立ったのは勝負が決した後だった。(C)Mutsu KAWAMORI

 スペインのラ・リーガ2部は12月6~8日に第19節が行なわれた。

 柴崎岳と香川真司の日本人対決が期待された最下位デポルティボと6位サラゴサの対戦は、アウェーの後者が3-1で制した。

 サラゴサは2-1と1点リードで迎えた80分、主砲ルイス・スアレスが強引な突破からダメ押し弾。その3分後に、2点目を決めたハビエル・プアドに代わって香川がピッチへ入り、3試合ぶりの出場を果たす。同じく途中から入ったミゲル・リナレスとの連携で好機を作りかけたが、アディショナルタイムを含めても9分間だけの出場では存在感を発揮できなかった。

 FWのラファエル・ドゥワメナの長欠による特別措置で、11月中旬にエスパニョールからレンタルされてきたプアドは、加入後3試合で2ゴール。香川にとっては強力なライバルであり、立場は厳しくなっている。

 一方、前節に6試合ぶりにピッチに立った柴崎岳は出番なし。チームも18戦未勝利となり、浮上の兆しは一向に見えない。香川と柴崎は、試合後にユニホーム交換を行なっていたが、その表情は晴れなかった。

 前節に13試合ぶりにスタメンから外れた岡崎慎司は、ホームでのラージョ・バジェカーノ戦でもベンチスタート。0-2と2点ビハインドで迎えた56分からピッチに立ち、ヒールパスで決定機を演出した場面もあったが、試合はこのまま終了。ウエスカは3試合ぶりの黒星を喫した。

 また、エストレマドゥーラのGK山口瑠伊は、1-1で引き分けたアルバセーテ戦にベンチ入りしたが、出場機会はなかった。

 第20節は、現地12月13~15日に開催される。厳しいレギュラー争いを強いられているサムライ戦士たちに、先発の機会は巡ってくるのか。

●第19節の主な試合結果
アルバセーテ 1-1 エストレマドゥーラ
ウエスカ   0-2 ラージョ・バジェカーノ
デポルティボ 1-3 サラゴサ

●第20節の主な対戦カード
[12月14日]
ミランデス vs ウエスカ
デポルティボ vs ポンフェラディーナ
サラゴサ vs ラシン・サンタンデール
[12月15日]
エストレマドゥーラ vs マラガ

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