「クボの限界は計り知れない」マジョルカ指揮官が久保建英のポテンシャルに驚嘆!

2019年12月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

2ゴールの起点となる

バルサ戦でフル出場を果たした久保。ブーイングを浴びながらも持ち味を発揮した。(C) Rafa HUERTA

 現地時間12月7日に開催されたラ・リーガ第16節で、久保建英が所属するマジョルカは、首位のバルセロナと敵地で対戦。リオネル・メッシのハットトリックなど大量5ゴールを叩き込まれ、2-5の完敗を喫した。

 2011年夏から約4年に渡ってカンテラ(下部組織)に在籍した久保にとっては、古巣との初対戦。敵サポーターからブーイングを浴びながらも、果敢な突破でファウルを誘えば、2ゴールの起点となるなど、堂々たるプレーを披露した。

 カンプ・ノウで見せた18歳のパフォーマンスには、普段から久保に関して慎重な発言をすることの多いマジョルカのビセンテ・モレーノ監督も驚かされたようだ。試合後のコメントをスペイン紙『MARCA』が伝えている。
 
「クボの限界がどこにあるのか計り知れない。まだ改善の余地があり、素晴らしい選手になるだろう。ボールを要求し、相手を打ち負かし、このステージでも成熟したプレーを見せた。明確なアイデアの持ち主で、ポジティブな成長過程にある。彼はどうすべきかを知っている。重要なプレーヤーだ」

 また、古巣と相まみえた日本代表MFの様子については、「バルセロナに戻り、このチームと対戦することに興奮していた」と明かした。

 指揮官からの信頼を完全に勝ち取った感のある久保。今後のパフォーマンスからますます目が離せない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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