【E-1選手権】今大会の“日韓戦”も波乱の予感!?森保監督も「厳しい試合になる」と展望

2019年12月09日 多田哲平(サッカーダイジェスト)

「選手時代も、監督としても」

E-1選手権の開幕会見に臨んだ森保監督。日韓戦を「厳しくなる」と展望する。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 日本代表の森保監督が12月9日、韓国の釜山でE-1選手権(12月10日開催)の開幕会見に臨んだ。

「E-1選手権という素晴らしい大会に参加でき、ここ釜山で試合をできることを非常に嬉しく思っています。1戦1戦、選手もチームも、成長できるように大切に戦いタイトルを目指して戦っていきたいと思います」

 そう意気込む森保監督に率いられたチームは12月10日に中国戦、同14日に香港戦、同18日に韓国戦を行なう。

「韓国も中国も素晴らしい監督の下、良い選手が揃っている。すべてのチームが強豪だと思っています。この3チームとしのぎを削って戦いたい」
 
 東アジアの4か国が参加するこの大会で、ここ2回、日本は優勝を逃している。最後に優勝したのは6年前の2013大会。そして、17年、19年大会を制しているのが、韓国代表だ。

 今大会でも、最大のライバル韓国との最終戦は、もっとも強度の高い試合になるだろう。

 韓国との対戦について問われた森保監督は、「選手時代も、監督としても戦わせていただいていますが、いつも激しく厳しい試合になる。今回の韓国戦も非常に厳しいものになると思っています。勝つためにファイトして、しのぎを削り、お互いのチーム、お互いの国の成長につながればいいと思います」と自身の経験も踏まえて、"決戦"を展望する。

 1-4の惨敗を喫した前回大会のリベンジを果たせるか。森保監督の手腕に期待が懸かる。

取材・文●多田哲平(サッカーダイジェスト編集部)
 
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