横浜、記録づくめの戴冠劇!史上最多観客数に初の同一チーム得点王2名、タイ人初のJ優勝、さらに令和初の…

2019年12月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

得点王はマルコス・ジュニオールと仲川輝人が15得点で分け合う

15年ぶり4度目の優勝を飾った横浜。久々の戴冠に多くの記録で花を添えた。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

 J1リーグは12月7日、最終節が行なわれ、横浜F・マリノスが優勝を懸けて臨んだFC東京との一戦に3-0で完勝し、15年ぶり4度目の優勝を飾った。

 この試合で横浜は久々のリーグタイトルを手にするとともに、多くの記録を生み出して、優勝に花を添えている。

 まず、この日行なわれたFC東京との一戦は優勝決定戦となる注目カードとなったこともあり、チケット完売の超満員となった。公式記録での観客数は6万3854人と発表され、これは93年のJリーグ開幕以降の歴代最多観客数となった。

 得点王レースでは、33節終了の時点で横浜のマルコス・ジュニオールと仲川輝人が15得点で並んでいたが、ともにこの日は得点なく終わり、横浜から2名の得点王が生まれている。同一チームから2名の得点王が出るのは史上初。また、15得点は史上最も少ないゴール数でもある。

 さらにFC東京戦で先制ゴールを奪ったのは、左サイドバックのタイ代表DF、ティーラトンだが、タイ人選手がJリーグのシャーレ(優勝盾)を手にしたのも初めて。今季神戸から移籍してきた"悪魔の左足"の異名を持つタイ代表キャプテンは、25試合に出場し、3得点をマーク。15年ぶりの優勝に大きく貢献している。

 また、今シーズンは5月1日に、平成から令和に改元されたこともあり、横浜は"令和初チャンピオン"としても記憶されることになる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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