【J1展望】浦和×G大阪|不本意なシーズンを送った両チーム。勝利で締め括れるのはどちらか?

2019年12月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

浦和――苦しんだシーズン最終節、エースの爆発で勝利を飾れるか

故障者/浦和=武藤、武富 G大阪=スサエタ
出場停止/浦和=なし G大阪=なし

J1リーグ34節
浦和レッズ - ガンバ大阪
12月7日(土)/14:00/埼玉スタジアム2002


浦和レッズ
今季成績(33節終了時):13位 勝点37 9勝10分14敗 32得点・47失点

【最新チーム事情】 
●10点差以上の敗戦がなければ残留は確定。
●退団発表の森脇らは継続出場か。
●興梠はハットトリックで得点王の可能性残す。

【担当記者の視点】
 前節の引き分けで、浦和はこの試合に10点差以上の敗戦を喫した上で、湘南の勝利と鳥栖と清水の直接対決が引き分けた場合のみ16位と、事実上ほぼJ1残留を決めた。もっともシーズン当初の目標からすれば、あまりにも最低限の結果ではある。

 そのFC東京戦で好プレーを見せた森脇や山中、マルティノスは継続出場の可能性が高そうだ。そして、ボランチでは柴戸の起用も現実味を帯びている。その柴戸はG大阪について「能力のある攻撃的な選手にサイドを崩させず、シュートを打たせない、身体を張ることが必要」と話した。

 また、試合数を下回る得点数となっているが、リーグ12得点の興梠はハットトリックを達成すれば15得点で横浜の仲川とマルコス・ジュニオールが並ぶ得点王争いで、同点トップの可能性がある。苦しんだリーグの最終節、シーズンを支えたエースの爆発で気持ち良く終わりたいところだ。

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