「なんて美しい」「決めた選手より凄い!」リバプールの俊英SBが披露した“超絶ロングパス”にファン感嘆

2019年12月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

エバートン撃破に導いたロングパス

攻撃的なセンスを見せつけたアレクサンダー=アーノルド。その非凡な才能をクロップ監督も手放しで称えている。 (C) Getty Images

 非凡なサッカーセンスを感じさせるワンシーンだった。

 現地時間12月4日に行なわれたプレミアリーグ第15節で、本拠地アンフィールドにエバートンを迎えたリバプールは、5-2と圧勝した。

 マージーサイドの宿敵を寄せ付けずに、プレミアリーグでの連続無敗試合数をクラブレコードとなる「32」に伸ばしたリバプール。その圧勝劇の中で最も鮮やかだったのは、チーム2点目が決まった17分のシーンだ。

 起点となったのは、右サイドバックのトレント・アレクサンダー=アーノルドだった。自陣からボールを持ちだした21歳の俊英DFは、逆サイドで敵陣に向かって走り出していたサディオ・マネへ鋭いライナー性のパスを供給。これが見事に足下へと収まると、そのナンバー10からのラストパスを敵ペナルティーエリア内で受けたシャキリが冷静にフィニッシュした。

 昨シーズンにプレミアで12アシストを記録したアレクサンダー=アーノルドのキックは、日進月歩で進化を続けているようだ。20~30メートルは距離があったマネへのパスも正確性はもちろんのこと、スピードやスペースの使い方など、全てが完璧だった。

 そんなイングランド代表SBが魅せた妙技にファンも感嘆している。リバプールが試合後に動画付きで更新したSNSには、次のようなコメントが相次いだ。

「トレントは長い距離を走れるシャビ・アロンソだ!」
「全てがかみ合ったゴールシーン」
「なんて美しいんだ!」
「決めたシャキリよりも凄い」
「こういうパスを見るのが大好き」
「あんなロングパス見たことない」
「正確で、アメージングなパスが全てを決めた」
「なんてパスだ」
「相手からしたら恐ろしい以外の何物でもない」

 首位を快走するレッズで、この若きタレントは、いまや不可欠な存在となっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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