本田圭佑がプロ選手を目指す少年少女をオンラインで直接指導!成長革命プラットフォームを提供する「NowDo」が本格始動

2019年12月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

プロになって夢を叶えられる少年と、そうでない少年の違いは才能の有無ではなく…

本田がオンラインでサッカー少年少女に直接指導するという「NowDo」が始動。プロを目指す選手たちに向けて応募を呼び掛けている。(C) Getty Images

 元日本代表の本田圭佑が代表を務めるNow Do株式会社が12月4日より、サービスを本格始動させ、メンターとしての本田圭佑から直接指導を受けて、本気でプロサッカー選手を目指したいサッカー少年の募集を開始した。本田はNow Doの代表として、サッカー少年少女に向けてNow Doへの応募を呼びかける動画をYoutubeにて公開している。

 本田はこれまで、プロサッカー選手として活躍しながらもサッカークラブのチーム経営やカンボジア代表スタッフへの就任、そしてアジア最大級のサッカースクールである 「SOLTILO FAMILIA SOCCER SCHOOL」の経営と運営プロデュース、さらには数十社に渡るベンチャー企業への投資などを通じ、世界中で夢を追い求める若者たちにより成長の機会を与えることで、世界をよりよく変えることを使命としてきた。

 Now Do株式会社は、その本田が出資だけでなく、自ら直接に代表者に就任し経営するスタートアップ企業だ。

 Now Do代表の本田は、海外での遠征やプレーを通じて、世界中で様々なサッカー少年と触れ合う中で、プロになって夢を叶えられる少年と、そうでない少年の違いが努力の量の大小や才能の有無ではなく、日々の練習やトレーニングに対しての正しい「意識」の持ち方、正しい努力の仕方が問題なのではないか、と思い至ったという。

 そして、スマートフォンやセンシングIoTデバイスを活用すれば、本田をはじめとする海外でプレーする現役選手を含む第一線のメンターが、その後に続く次世代の少年少女を直接指導し、彼らの爆発的な成長をサポートできるようになるのではないだろうか?という問題意識を持つに至ったとしている。

 Now Doはそういった本田の問題意識から生まれた、全くこれまでにはなかった「オンライン成長革命」のプラットフォームだとしている。

 具体的には、スマートフォンを通じてやりとししながら、子どもたちからのアンケートとプレー動画を元に、メンターである本田と、ティーチングアシスタントが、生徒がプロになれるために「今」意識すべきこと、正しい努力の方法をアドバイスする。さらに、Now Doでは、スマートフォンやセンシングIoTデバイスを通じて、生徒のプレーに関するデータを収集し、科学に基づいた質の高いフィードバックを提供しながら、本田をはじめとしたメンターと、ティーチングアシスタントがより一人ひとりの生徒にマッチした指導を行ない、成長軌道を描いていく。

 Now Doは練習やレッスンそのものの指導は行なわず、普段の部活やクラブチームでのトレーニングで取り組んでもらえるようなサポートをしていくということだ。

 なお、経済的な理由により、サービス受講が困難と思われる少年に対しては、Now Donationというクラウドファンディングサイトを用意。経済状況やサッカー経歴などを簡単にヒアリングし、Now Donation 運営の審査によって選抜されれば、「Now Do」 を、奨学生として生徒本人の負担なく受講できるという。
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