大宮、2年連続のプレーオフ1回戦敗退…リーグ6位の山形が2-0快勝で下剋上!

2019年12月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

山形は、12月8日の2回戦で徳島と対戦

J1参入プレーオフ1回戦の大宮対山形は熾烈な攻防が展開された。写真:徳原隆元

 J1・16位チームへの挑戦権を懸けたJ1参入プレーオフの1回戦が12月1日、各地で行なわれた。NACK5スタジアム大宮では、大宮アルディージャ対モンテディオ山形の一戦が行なわれ、リーグ6位の山形が同3位の大宮に2対0で勝利。2回戦へ駒を進めている。

 試合はボールを保持する大宮に対し、山形は鋭いプレスで応戦。一進一退の攻防が展開される。引き分けでは敗退が決まる山形は後半に入り、やや前掛かりになって攻勢に打って出る。すると73分、左サイドを破った坂元のクロスが大宮のイッペイ・シノヅカの足に当たって、そのまま大宮ゴールに吸い込まれる。山形がオウンゴールで先制した。

 その後も攻撃の手を緩めなかった山形は82分、右サイドの柳のクロスをファーサイドで山田が頭で折り返す。これを走り込んだ山岸がダイレクトボレーで押し込み、ネットを揺らす。山形が2対0とリードを広げる。

 試合はこのまま2対0でタイムアップ。山形が快勝し、2回戦へと駒を進めた。大宮は昨年に続き、プレーオフ1回戦で敗退。今季もJ1復帰はならなかった。

 2015年以来のJ1復帰を目指す山形は、12月8日の2回戦で、ホームで甲府と1-1の引き分けで次ラウンド進出を決めた徳島と対戦する。
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