【J1展望】川崎×横浜|激戦必至の“神奈川ダービー”!横浜は勝てばリーグ制覇の可能性も

2019年11月29日 サッカーダイジェスト編集部

川崎――ホーム最終戦で不甲斐ない戦いはできない

故障者/川崎=藤嶋、中村 横浜=なし
出場停止/川崎=なし 横浜=なし

J1リーグ33節
川崎フロンターレ―横浜F・マリノス
11月30日(土)/14:00/等々力陸上競技場
 
川崎フロンターレ
今季成績(32節終了時):4位 勝点57 15勝12分5敗 54得点・29失点
 
【最新チーム事情】
●32節終了時点でリーグ3連覇の可能性が消滅。
●ホーム最終戦。来季の新ユニホームも発表される予定。
●ACL出場権獲得へ3位以内を目指す。
 
【担当記者の視点】
 すでに消化していた前節(浦和のACLの日程の都合上、川崎は11月5日に先行して試合をこなした)、他会場の結果によりリーグ3連覇の可能性が消滅した。もっとも「確率は低いことは分かっていましたし、この状況にしたのは自分たち。ここからはACLの出場権を目指したい」(小林)と、選手たちは悔しさを隠しつつ、次の目標に頭を切り替えている。
 
 来季のACL出場権を手にできるのは、リーグ3位までのチームと天皇杯の王者だ(もし鹿島が3位以内に入り、天皇杯で優勝した場合は、繰り上げでリーグ4位のチームが出場権を手にできる)。相手の横浜は勝って、2位・FC東京が敗れれば、リーグ優勝を決められる状況だが、4位の川崎としても負けられない一戦だ。
 
 ホーム最終戦には多くのサポーターも集まる予定で、不甲斐ない戦いもできない。川崎らしいアグレッシブなスタイルで真っ向勝負を挑み、ACL出場へ大きな勝点3を手にしたい。
 

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