【CL結果一覧】2点差逆転のトッテナムをはじめ、マドリー、マンCが新たに16強入り! アトレティコを下したユーベは首位通過が決定

2019年11月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

モウのトッテナムが2点差を跳ね返す

逆転勝利で16強入りを決めたトッテナム。モウリーニョ(右)も満足気な表情を浮かべた。(C) Getty Images

 現地時間11月26日、チャンピオンズ・リーグ(CL)のグループステージ第5節(A組~D組)が欧州各地で行なわれた。

 直前の試合でクラブ・ブルージュが長友佑都が先発フル出場したガラタサライと1-1のドローに終わったため、キックオフ前にグループAの勝ち抜けが決まったレアル・マドリーは、首位通過を狙ってパリ・サンジェルマンとホームで対戦した。

 マドリーが幸先よく先制点を奪ったのは17分。バルベルデの折り返しを狙ったイスコのシュートはポストに阻まれたものの、その跳ね返りを拾ったベンゼマがネットを揺らした。

 42分にGKクルトワがイカルディをエリア内で倒して、PKを取られる。だがこれはその前にパリSGにファウルがあったとして、VAR検証の末に取り消される。

 後半頭からネイマールを投入したパリSGの攻撃陣を抑えていたホームチームは79分、マルセロのピンポイントクロスにベンゼマがヘッドで合わせ、追加点を奪取。これで勝負は決したかに思われた。

しかし、その直後の81分にエムバペにゴールを許すと、その2分後にもマドリーのカンテラで育ったサラビアに強烈なシュートを浴び、同点に追い付かれる。試合は、このまま2-2で終了した。

 新指揮官モウリーニョの就任2試合目となったトッテナムは、開始6分にオリンピアコスのエル・アラビに豪快なシュートを決められ、いきなり先制を許す。さらに19分、CKからセメドにゴールを奪われ、リードを広げられる。

 ようやく反撃の狼煙を上げたのは前半終了間際だった。右サイドからのクロスを敵がクリアミスしたところを、アリが詰めて1点を返す。

 後半に入って攻勢を強めたホームチームは50分、素早いスローインからルーカスが送り込んだクロスに主砲のケインが合わせて、同点弾を叩き込む。さらに73分、アリが送り込んだボールをソン・フンミンがヘッドでコースを変えると、オーリエが強烈なシュートを突き刺して勝ち越しに成功する。

 77分にもケインのヘッド弾でリードを広げたトッテナムが、バイエルンに続いてB組を突破。ホームでシャフタールとドローに終わったC組のマンチェスター・シティとともにベスト16に名乗りを挙げた。
 
 すでにラウンド・オブ16進出を決めているユベントスは、2位のアトレティコ・マドリーをホームに迎えた。

 ペースを握りながらも、なかなかアトレティコの堅牢を崩せなかったユーベが、均衡を破ったのは前半アディショナルタイム。ディバラが角度のないところからのFKを、鮮やかに決めてみせた。この1点を守り切り、D組首位を確定させている。

 26日に行なわれたCL8試合の結果は以下の通り。※左側がホームチーム。( )内は勝点。

【グループA】
レアル・マドリー(8) 2-2 パリSG(13)
ガラタサライ(2) 1-1 クラブ・ブルージュ(3)

【グループB】
レッドスター(3) 0-6 バイエルン(15)  
トッテナム(10) 4-2 オリンピアコス(1)

【グループC】
マンチェスター・シティ(11) 1-1 シャフタール(6)
アタランタ(4) 2-0 ディナモ・ザグレブ(5)

【グループD】
ロコモティフ・モスクワ(3) 0-2 レバークーゼン(6) 
ユベントス(13) 1-0 アトレティコ・マドリー(7)

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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