チェルシー、バレンシア、アヤックスが同勝点の大混戦! 三つ巴の争いを制するのは?【CLグループH展望】

2019年11月27日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

バレンシアとチェルシーは直接対決を制した方が16強へ

アヤックス(左上)、チェルシー(右上)、バレンシア(左下)のうち16強に進む1チームは? リール(右下)はEL行きの3位を目指す。(C)Getty Images

 アヤックス、チェルシー、バレンシアが勝点7で肩を並べる大混戦だ。
 
 昨シーズンの勢いそのままに、まずはリードしたのがアヤックスだった。ジイェフ、タディッチ、ファン・デベークの主力が健在ぶりを見せつければ、新加入のプロメスも1~2節の2戦連発を含む3ゴールと期待に応える活躍ぶり。しかし、3~4節のチェルシー戦でブレーキが掛かる。主導権を握るも決定打を欠いてホームで敗れると、アウェーゲームは4-1を追いつかれてドロー。混戦を招く痛恨の取りこぼしとなってしまった。
 
 次節に突破の可能性を持っているのは、直接戦うチェルシーとバレンシア。勝ったチームが勝ち抜けとなる大一番だ。2節はバレンシアが敵地で勝利を収めているが、ランパード新監督が率いる新生チェルシーはこの2か月ほどで熟成が進み、当時とは違うチームになっている。
 
 7年ぶり参戦のリールは未勝利のまま敗退が決定。ヨーロッパリーグ行きの3位を目指す。
●グループH順位
1位:アヤックス/勝点7(残り2試合で勝点4)
2位:チェルシー/勝点7(次節に自力突破が可能)
3位:バレンシア/勝点7(次節に自力突破が可能)
4位:リール/勝点1(敗退決定)
 
●残り対戦カード
5節[11月27日(水)]
リール対アヤックス
バレンシア対チェルシー

6節[12月10日(火)]
アヤックス対バレンシア
チェルシー対リール

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
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