「ミナミノが素晴らしいお膳立て!」南野拓実&奥川雅也が今季3度目のアベック弾! しかしザルツブルクは…

2019年11月24日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

南野の折り返しを奥川が

1ゴール・1アシストと躍動した南野。代表戦の疲れを感じさせないプレーを見せた。(C)GEPA pictures/ M. Engelbrecht

 現地時間11月23日、オーストリア・ブンデスリーガの第15節が行なわれ、ここまで無敗で首位を快走するレッドブル・ザルツブルクは、ホームでのザンクト・ペルテン戦に臨んだ。

 コンディション不良で主砲アーリング・ハーランドを欠いたこの試合で躍動したのが、南野拓実と奥川雅也の日本人コンビだ。

 13分、4‐4‐2の左サイドハーフに入った奥川がドリブルで抉り、ゴール前にクロスを供給。密集のなか、最後は南野が押し込んで先制点を挙げる。

 日本代表でもカタール・ワールドカップのアジア2次予選で4戦連発を記録するなど、好調を維持するアタッカーは、リーグ戦では今季4点目、公式戦では7ゴール目となった。

 すると34分、今度は右サイドでファン・ヒチャンのパスを引き出した南野の折り返しを奥川が泥臭く流し込む。23歳のアタッカーは、これがリーグ5点目(公式戦6点目)。2人のアベック弾は、早くも今シーズン3度目だ。

 ザルツブルクの公式ツイッターは、この奥川のゴールを、「ミナミノの素晴らしいお膳立てをオクガワがヒットした」と伝えている。
 
 ここまでは完全にザルツブルクのペースだったが、前半終了間際にPKで1点を返されると、60分にも失点。リードを守りきれない。

 試合はこのまま2-2のドローで終了。ザルツブルクは無敗(12勝3分け)を維持したものの、2ポイントを失う結果となった。

 なお、奥川は66分に定位置を争うドミニク・ショボスライと交代。試合の途中で2トップの一角から2列目にポジションを移した南野は、フル出場を果たしている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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