【J1採点&寸評】FC東京1-1湘南|土壇場で同点弾を叩き込んだ森重のインパクトも相当だが、MOMは湘南の…

2019年11月23日 白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

FC東京――森重はチームを救う同点弾

【警告】FC東京=岡崎(39分)、永井(57分) 湘南=鈴木(16分)、岡本(29分)、松田(67分)
【退場】FC東京=なし 湘南=なし
【MAN OF THE MATCH】山田直輝(湘南)

[J1・32節]FC東京1-1湘南/11月23日/味の素スタジアム

【チーム採点・寸評】
FC東京 5
前半は攻守両面で精彩を欠いて湘南に主導権を握られた。最後の最後で追いついたが、決して褒められる内容ではなかった。

【FC東京|採点・寸評】
GK
33 林 彰洋 5.5
18分のピンチはパンチングで防いだが、36分に痛恨の失点。最終ラインをまとめられなかった点で、勝てなかった責任は多少なりともある。

DF
2 室屋 成 5.5
12分の右サイドからのクロスは申し分なし。ただ、その後も何度か迫力十分の突破を見せたが、得点に結びつかなかった。

3 森重真人 6.5
シュートブロックの際にボールに触れながらゴールを許してしまった36分のシーンは残念。しかし、後半アディショナルタイムにチームを救う同点弾。

25 小川諒也 6
9分のフェイントからのクロスは評価に値。守備の局面では後手に回るシーンもあったが、全体的に無難なパフォーマンスだった。

29 岡崎 慎 5.5
優勝争い真っ只中という痺れるシチュエーションで先発出場。39分にイエローカードをもらうなど相手の動きについていけなかったケースもあった。
 
MF
8 髙萩洋次郎 5
4分のヘディングシュートは枠外へ。この日は中盤を牛耳ることができないまま不完全燃焼に終わった。

10 東 慶悟 5(79分OUT)
キャプテンとして味方を鼓舞するも、なかなかチームはまとまらなかった。3か月ぶりの味スタで、到底納得できない働きぶり。

18 橋本拳人 5
前半は守備があまりハマらず、湘南の選手を捕まえきれなかった。後半もリズムを掴めないまま、タイムアップの時を迎えた。

39 大森晃太郎 5.5(61分OUT)
10分のパスの受け方は子どもたちの教材になる。48分には永井に良質なスルーパスを送ったが、ゴールに絡む仕事はできなかった。
 

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