ミランとトッテナムで争奪戦!? LAギャラクシー退団のイブラヒモビッチ、新天地はどこに?

2019年11月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

ミランはいち早くオファーを出したという噂も

イブラが選ぶのは、ステーファノ・ピオーリ(左)率いるミランか、もしくはモウリーニョ(右)が就任した新・トッテナムか。  (C) Getty Images

 マウリシオ・ポチェティーノの後を継ぎ、新たにトッテナムを率いることになったジョゼ・モウリーニョ監督は、11月21日の会見で、冬の大型補強を必要としていないと述べた。

 だが、英紙『Telegraph』は同日、トッテナムがフリーの元スウェーデンっ代表FWズラタン・イブラヒモビッチに関心を寄せていると報じた。モウリーニョ監督とイブラヒモビッチは、マンチェスター・ユナイテッドでも一緒に仕事をした関係だ。

 ロサンゼルス・ギャラクシー退団を発表したイブラヒモビッチは、欧州でその栄光のキャリアに幕を下ろしたいと考えていると言われる。最近では、かつてインテルで仕事をしたシニシャ・ミハイロビッチ監督が率いるボローニャや、古巣ミランへの復帰が噂されているところだ。

 特に、セリエAで14位と低迷するミランは、巻き返しに向けて大物イブラヒモビッチの復帰を狙っている様子。イタリア・メディアは先日、クラブ幹部のズボニミール・ボバンがイブラヒモビッチの代理人であるミーノ・ライオラと会い、復帰について話し合ったと報じられている。

 しかし、下位からの浮上を必要としているのはトッテナムも同じだ。『Telegraph』紙は、昨季で退団したフェルナンド・ジョレンテの代役が不在のトッテナムで、ハリー・ケインの控えという役割を担うのは、38歳になったイブラヒモビッチにとって「理想的」と伝えた。

 また、2008年のリーグ・カップ優勝を最後にタイトルがないトッテナムで、モウリーニョと一緒にトロフィーを目指すことは、イブラヒモビッチの「エゴとドラマティック性」にとって、魅力的ではないかとも指摘している。

 イブラヒモビッチが選ぶのは、長くプレーしたイタリアなのか、それともモウリーニョと再会することになるイングランドなのか、あるいは…。その決断が注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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