10月５日のアンジェ戦以来、戦列から離れているパリ・サンジェルマンのネイマール。どうやら、チャンピオンズ・リーグ（CL）第５節（11月26日）のレアル・マドリー戦には参加できそうだという。フランス・メディア『Foot Mercato』が伝えている。

　ネイマールは同メディアの取材に対し、「非常に良くなっている。チャンピオンズ・リーグでマドリーとの試合があるが、とてもいい状態で臨めると思う」とコメントしたという。

　パリSGはすでにグループステージ突破を決めているため、指揮官のトーマス・トゥヘルは、無理にネイマールを起用する意向はないようだ。しかし、本人が敵地で行なわれるこの試合の出場に意気込んでいるため、週末に予定されているリール戦（11月22日）で様子を見たのち、スペインへ向かう可能性は高いという。

　ちなみに、９月18日にホームで行なわれたマドリー戦でもネイマールは不在だったものの、パリSGは３-０で完勝している。

　今夏に移籍を訴え、バルセロナへの"帰還"も囁かれたネイマールだったが、クラブ間の交渉がうまくいかず、結局残留。このことが原因でサポーターの反感を買い、ホームスタジアムではブーイングを浴びせられた。

　それだけに、マドリーを相手に存在感を示したいという思いがあるようだ。ネイマールは希望通り、サンティアゴ・ベルナベウのピッチで復調をアピールできるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部