「3人を手玉にとった」「”神の子”の成長に期待」久保建英が魅せたコロンビア戦のテクニックを海外メディア称賛! チームの出来には不満の声も

2019年11月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

見事なテクニックでコロンビア代表を翻弄するも…

U-22日本代表として初の試合をこなした久保。 写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 11月17日、U-22日本代表対U-22コロンビア代表の親善試合が行なわれ、日本は0-2で敗れた。

 A代表も兼任する久保建英、堂安律の同時起用が注目されたが不発に終わり、指揮官が「来年の東京五輪で金メダルを目指す」と公言されたチームとしては、物足りなさが残る結果に終わっている。

 そんななか、スペイン紙『AS』は久保が見せたあるテクニックに着目。25分、自陣の左サイドでボールを受けた久保は、敵3人に囲まれながらもボールをキープ。フォローに回った中山雄太とワンツーで突破を図るが、やや息が合わずに失敗に終わった。だが巧みなテクニックでコロンビアの選手たちを翻弄し、「3人を手玉にとった素晴らしいスキル」と称賛している。

 また、英メディア『CAUGHTOFFSIDE』は、「レアル・マドリーに所属し、現在はマジョルカにレンタルされているタケフサ・クボは22歳以下のコロンビア代表との試合で、センセーショナルなドリブルスキルを披露した。クボは巧みなテクニックでひとりをかわし、ふたりのプレッシャーから逃れて突破しようと試みた。コンビネーションがうまくいかずに失望したが、光るものを見せた」と評している。

 そして、スペインのサポーターたちはこの久保のテクニックを称えた。その一方で、チームとしての連携面についてはやや心配な声も上がっている。

「クボは間違いなく素晴らしい。なぜなら"日本のメッシ"だから」
「彼が素敵なプレーヤーであることは間違いないので、次はチームとして彼が結果を残せるように祈るよ」
「せっかくの"真珠"も結果が0-2の敗戦なら意味がない。彼はチームで自分の価値を証明しなければ」
「彼はまだ18歳! チームも若い。この年齢で完璧などあり得ないのだから、"神の子"の成長に期待しよう」

 U-22日本代表は12月28日にはU-22ジャマイカ代表と対戦する。久保はマジョルカに戻り、早ければ現地時間22日に行なわれるレバンテ戦に参加することになる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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