【横浜FC】4連勝でJ1昇格に王手!「1-0」の勝利に中村俊輔が感じるチームの変化

2019年11月16日 広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)

「“勝ち切る”意識がある」

直近4試合は先発出場の俊輔。ボランチでテンポ良くパスを捌くなど、潤滑油として効果的なプレーを随所に披露している。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

[J2第41節]岡山0-1横浜FC/11月16日/Cスタ

 24分に松尾佑介が奪った虎の子の1点を守り切った。敵地に乗り込んだ41節・岡山戦で、横浜FCは1-0の勝利を収め、これで4連勝を達成。勝点を76として自動昇格圏内の2位をキープ。13年ぶりのJ1昇格に向け、また一歩前進した。

 前節のアウェー徳島戦も、1-0で競り勝った。4連勝のスタートとなる38節・東京V戦は2-1。続く長崎戦こそ2-0だったが、今節の岡山戦を含めれば、ここにきて1点差のゲームをしっかりとモノにする勝負強さが身についてきた印象だ。

 現在のチームの充実ぶりについて、中村俊輔は次のように語る。

「今まで積み上げてきたこと、プラス、"勝ち切る"意識がある。最近5試合ぐらいの難しいゲームで、戦い方は変わっていないけど、より"勝つ"というところをみんなで意識して、統一して戦えているのがデカい」

 勝負に徹して、勝点3を掴む。口で言うのは簡単だが、今の横浜FCはそれをピッチの上で確実に体現できている。熾烈な昇格レースを逞しく戦い抜こうとしている。

 最終節はホーム愛媛戦。これに勝てば、自力でのJ1昇格が決まる。これまでどおり、ラストもしっかりと"勝ち"にこだわった戦いで、歓喜の瞬間を迎えたい。

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

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